【玄関引き戸】後悔しないためのポイント・便利な点や注意点と対策

玄関引き戸 後悔

住宅の玄関ドアを開き戸から新しく玄関引き戸に変えたいと考えたことはありませんか。

玄関ドアの種類を変えることで住宅の印象も一新できる良い点がありますが、もしかしたら後になってこんなはずではなかったということも出てきてしまうかもしれません。

この記事では、玄関引き戸に関して後悔しないために知っておく注意点や便利な点、注意点を知った上でしておきたい対策などについて詳しくお伝えしていきます。

これから玄関引き戸に変えてみたいとお考えの方や玄関引き戸の良い点や注意点などを知りたい方など、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

 

 

【玄関引き戸】後悔しないために知っておく注意点

玄関引き戸 後悔

はじめに、玄関引き戸で後悔しないために知っておく注意点についてご紹介していきます。

 

気密性に欠ける

玄関引き戸の注意点でよくいわれることのひとつでもある気密性についてですが、開き戸と比べると引き戸は構造からして扉をスライドして開け閉めするため、隙間が多く気密性が低くなってしまいます。

玄関引き戸を採用する際は、予め引き戸の気密性について知っておくと後で後悔するということがなくなります。

 

音がもれやすい

玄関引き戸で知っておく注意点として、音がもれやすいということも挙げられます。

気密性に欠けるというところでもお伝えしたように玄関引き戸は開き戸と比べて、隙間が多いため家の中の音が外にもれやすくまた、外の騒音なども家の中に伝わりやすくなってしまう可能性があります。

 

防犯性が低い

玄関引き戸でガラスを使用している面積が多い引き戸の場合、空き巣や泥棒からガラス破りなどの被害にあってしまう可能性が高くなります。また、鍵に関しても簡易的なワンロックだとサムターン回しにあってしまう可能性もあり、施錠面でも不安が出てきてしまいます。

 

【玄関引き戸】後悔しない・便利な点

つぎに、玄関引き戸で後悔しないために知っておきたい便利な点についていくつか、ご説明していきます。

 

荷物運びが楽になる

玄関引き戸の便利な点のひとつとして、引き戸は開口部が広くなるため大きな荷物や大量の荷物などを運ぶ入れやすく楽に運べるという点があります。

また、雨天時などの天候が悪い時なども引き戸であればすばやく沢山の荷物を家の中に運ぶことができるため便利です。

 

玄関のスペースをとらない

開き戸と比べて、引き戸は玄関スペースをあまり必要としないというのも便利な点です。

たとえば、玄関スペースが狭い住宅の場合開き戸にすると開け閉めするためのスペースがある程度必要になりますが引き戸の場合には横にスライドして開け閉めするため開き戸のような前後に開くためのドアのスペースが必要ありません。

玄関の面積が狭い場合や玄関の目の前が道路である場合などには、引き戸にすることで玄関スペースにも余裕ができ安心です。

 

小さいお子さんも開け閉めしやすい

玄関引き戸は、小さいお子さんでも簡単に開け閉めすることが可能です。

最近の玄関引き戸は、開けたり閉めたりする際にゆっくりと閉まる構造になっている引き戸も多くありお子さんが間違えて扉に指などを挟んで怪我してしまうというようなこともなく安心して使用することができます。

 

換気・風量を調節できる

玄関引き戸は、自分が好きなぶんだけ扉を開けられ調整できるという便利な点があります。

そのため家の中に風をいれたい時や換気をしたい時などには、扉を調整して開けて家の中に風を入れることが可能です。

 

バリアフリー化が可能

玄関引き戸の便利な点で、将来的なことを考えた段差のないバリアフリーの玄関を実現することが可能であるということも挙げられます。

小さなお子さんがいる家庭やお年寄りの方や車イスの方がいる家庭など、幅広い年齢層の方に使えるバリアフリーは大変便利であり将来のことを見据えて備えるという意味でも引き戸ならではの良い点といえるでしょう。

 

 

玄関引き戸・後悔しない対策とは

玄関引き戸で後悔しないために知っておく注意点について最初にご紹介しましたがここでは、ご紹介した注意点についての対策について説明していきます。

 

気密性の対策

玄関引き戸の気密性に欠ける点での対策としては、隙間をできるだけなくすということが重要です。

たとえば、玄関引き戸の隙間に沿って隙間を防ぐテープを貼ったりガラスを断熱性の高いガラスや二枚ガラスにしたり、玄関引き戸自体を断熱性の高い素材にすると玄関引き戸の気密性を高めることができます。

 

音の対策

玄関引き戸の音がもれやすいという注意点の対策としては、玄関と部屋に境にパーテーションやカーテンなどの仕切りを設ける、引き戸に防音のテープやガラスフィルムなどを貼るなどの対策が挙げられます。

 

防犯の対策

玄関引き戸の防犯についての対策として、ガラスを割れにくい強化ガラスに変える、補助錠の追加や複数施錠にする、サムターン回しを防ぐカバーの装着などの対策をして空き巣や泥棒が近づきにくい環境にしていくことが大事です。

 

 

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著者情報
株式会社ブルーマテリアル専務取締役 日比野晴彦
日比野晴彦
株式会社ブルーマテリアル 専務取締役
 
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