「先進的窓リノベ事業」最大200万円・新しい補助金制度で窓をリフォーム|対象や内容・注意点も紹介
2023年11月30日をもって交付申請の予約の受付を終了します。
家の窓から隙間風が入ってきて寒い、そろそろ古くなってきた窓を新しく交換したいなど家の窓のリフォームをお考えの方はいらっしゃいませんか。
窓のリフォームを考えているならぜひ「先進的窓リノベ事業」をおすすめします。「先進的窓リノベ事業」は、既存住宅の窓リフォームを対象とした最大200万円の補助金がもらえる令和5年に新しく始まった国の補助金制度です。
この記事では、「先進的窓リノベ事業」について対象や対象期間、補助金額、内容ほかの補助金制度との併用ができるのか、注意点まで詳しくご紹介していきます。
新しい国の補助金制度「先進的窓リノベ事業」を上手に活用して、より快適な住まいを手に入れましょう。
目次
目次
先進的窓リノベ事業とは
既存住宅における窓の高断熱化を促し改修にかかる費用の一部を補助することで、エネルギー価格高騰や冷暖房費負担の軽減につなげて2030年の家庭からのCO2排出量を約7割減らすことや2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的としている補助金制度です。
先進的窓リノベ事業の対象・期間
では、先進的窓リノベの対象や期間について詳しくお伝えしていきます。
先進的窓リノベの対象者
先進的窓リノベの対象となる方は以下の2点を満たすことが必要になります。
・窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること
*窓リノベ事業者:補助対象者に代わり交付申請の手続きを行い補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元するものとして事務局に登録された工事施工者等のことです。
・窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること
*住宅の所有者:住宅を所有し居住する個人/その家族・住宅を所有し、賃貸に供する個人/法人・賃借人・共同住宅等の管理組合・管理組合法人をいいます。
先進的窓リノベの対象住宅
先進的窓リノベの対象住宅は、以下の通りです。
・既存住宅であること(建築から1年が経過した住宅、または過去に人が居住した住宅)
先進的窓リノベの対象工事
先進的窓リノベの対象工事については、以下になります。
・対象製品を用いてガラス交換/内窓設置/外窓交換(カバー工法・はつり工法)事業内容に該当するリフォームであること
*対象製品:メーカーが登録を申請し事務局が一定の性能を満たすことを確認した製品のことです。
・補助金額が5万円以上であること
*補助金額合計が5万円以下であると補助対象にはなりません。
先進的窓リノベの対象期間
工事請負契約日の期間については、令和4年 11 月8日から令和5年 12月 31日までに工事請負契約を締結したものが対象です。
着工日の期間は、窓リノベ事業者における登録申請日以降としています。
先進的窓リノベの交付申請期間は、令和5年3月下旬から予算上限に達するまでで遅くとも令和5年12月31日までとなっています。
先進的窓リノベ事業・補助金額と内容
つぎに、先進的窓リノベ事業の補助金額の詳細や内容についてご紹介していきます。
先進的窓リノベ事業の補助金額
一戸あたり5万円から最大200万円を上限としています。
開口部ごとに行った対象工事に応じた補助額の合計が交付申請額となります。また、同一住宅に複数回のリフォーム工事を行う場合それぞれの補助対象条件を満たすことで補助上限額の範囲内で申請を行うことが可能です。
先進的窓リノベ事業の内容・詳しい補助金額
先進的窓リノベ事業の補助金額の工事内容ごとの詳細をお伝えしていきます。
補助対象住宅のタイプ(戸建住宅・低層集合住宅・中高層集合住宅)や窓の性能区分・大きさによって補助金額も変わる場合もあるため、当てはまるものを参考にしてみてください。
*補助対象住宅のタイプ:戸建住宅・低層集合住宅(3階以下)・中高層集合住宅(4階以上)
ガラス交換
「ガラス交換」の工事内容は、既存窓のガラスのみを取り外し既存サッシをそのまま利用し複層ガラス等に交換する工事のことです。
同じガラスでも既存サッシとの組み合わせで窓の性能区分が変わります。
対象製品の性能とサイズによって補助額が決まり、1つの窓で複数枚のガラスを交換する場合はそれぞれのガラスが補助の対象となります。
ガラス交換の補助金詳細
・戸建住宅・低層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):戸建住宅・低層集合住宅では、ガラス交換での補助金は4千円(グレードA・大きさが小・極小の場合)から最大で4万8千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。
・中高層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):中高層集合住宅でもガラス交換での補助金は4千円(グレードA・大きさが小・極小の場合)からガラス交換で最大で4万8千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。
内窓設置
「内窓設置」の工事内容は、既存窓の内側に新しい窓を新設するまたは、既存の内窓を取り除いて新しい内窓に交換する工事のことです。対象製品の性能とサイズによって補助額が決まります。
内窓設置の補助金詳細
・戸建住宅・低層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):戸建住宅・低層集合住宅では、ガラス交換での補助金は3万円(グレードA・大きさが小・極小の場合)から最大で12万4千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。
・中高層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):中高層集合住宅でもガラス交換での補助金は3万円(グレードA・大きさが小・極小の場合)からガラス交換で最大で12万4千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。
外窓交換
「外窓交換」の工事内容は「カバー工法」と「はつり工法」に種類が分かれます。
・カバー工法
「カバー工法」の工事内容は、既存の外窓を交換する際に古いサッシ枠の内側に小さな窓を取り付ける工事です。
住宅のタイプや対象製品の性能とサイズにより、補助額が決まります。
外窓交換(カバー工法)の補助金詳細
・戸建住宅・低層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):戸建住宅・低層集合住宅では、ガラス交換での補助金は5万1千円(グレードA・大きさが小・極小の場合)から最大で18万3千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。
・中高層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):中高層集合住宅でもガラス交換での補助金は3万8千円(グレードB・大きさが小・極小の場合)からガラス交換で最大で22万1千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。
・はつり工法
「はつり工法」の工事内容は、既存の外窓を交換する際古いサッシを枠ごとを取り除いて新しいサッシに交換する工事です。
住宅のタイプや対象製品の性能とサイズにより、補助額が決まります。
外窓交換(はつり工法)の補助金詳細
・戸建住宅・低層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):戸建住宅・低層集合住宅では、ガラス交換での補助金は5万1千円(グレードA・大きさが小・極小の場合)から最大で18万3千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。
・中高層集合住宅における補助額(ガラス1枚あたり):中高層集合住宅でもガラス交換での補助金は5万2千円(グレードA・大きさが小・極小の場合)からガラス交換で最大で22万1千円(グレードSS・大きさが大の場合)の補助金になります。その他、グレードや大きさによって補助額が変わってきます。(グレードBの場合は補助金はありません。)
先進的窓リノベ事業・ほかの補助金との併用
先進的窓リノベ事業はほかの補助金制度とは併用できるのかを説明していきます。
先進的窓リノベ事業と補助対象が重複する国の他の補助制度との併用はできませんが地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除いて併用ができます。
・請負工事契約が別である場合に併用できる補助金制度:「こどもみらい住宅支援事業(リフォーム支援に限る)」・「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」・「集合住宅の省CO2化促進事業」・「次世代省エネ建材支援事業」・「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」
・請負工事契約が別であり工期も別である場合は併用できる補助金制度:「長期優良住宅化リフォーム推進事業 」・「住宅エコリフォーム推進事業(補助金)」・「住宅・建築物省エネ改修推進事業(交付金)」
・補助対象が重複しない場合は併用できる補助金制度:「こどもエコすまい支援事業」・「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」
ワンストップで対応を検討している「こどもエコすまい支援事業」・「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」については、補助対象が重複しなければ併用可能となっています。
先進的窓リノベ事業と補助対象が重複する住宅(外構も含む)のリフォーム工事に係る国の他の補助制度との併用は不可能です。
例外として、本事業で対象としているリフォーム工事の請負工事契約と他の補助制度で対象としているリフォーム工事の請負工事契約が別である場合は併用が可能となっています。
先進的窓リノベ事業の注意点
つぎは、先進的窓リノベ事業の気を付けておきたい注意点についていくつかお伝えしていきます。
・補助金申請などは補助対象者が申請するのではなく施工業者(工事請負業者)が補助金の交付申請等の手続きを行い補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元することとなります。
・「こどもエコすまい支援事業」と重複して申請を行っていた場合は理由の如何によらず本事業の交付申請を無効とし交付決定の取り消しや返金等の措置がとられるため重複申請にならないよう十分注意してください。
・今回補助対象にはならない工事もあるため補助対象に当てはまるかどうかを事前によく確認してください。補助対象外の工事は以下の通りです。
ドアの一部および欄間に取り付けられたガラスを交換する工事/店舗併用住宅等の住宅以外の部分の窓・ガラスの工事/住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事/リース設備の設置工事/中古品を用いた工事
また、先進的窓リノベ事業では専用問い合わせ・ホームページも設けています。
先進的窓リノベ事業事務局のお問い合わせ ↓
電話番号:0570-200-594(ナビダイヤル) 通話料がかかります。
IP電話等をご利用の場合:045-330-1340
受付時間 9:00z~17:00(土、日、祝を含む)
令和5年の新しい補助金制度である「先進的窓リノベ事業」は、予算に達し次第終了となってしまいます。窓の断熱性能を高めたい方や窓の交換を考えている方はぜひ、この機会に先進的窓リノベ事業の検討をしてみてください。
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