玄関ドア・窓なしにするメリットや困ることについて
玄関ドアを窓ありにするか、それとも窓なしの玄関ドアにするかお悩みの方はいらっしゃいませんか。
玄関ドアには窓があるのが一般的でしょうとお考えの方も多いかと思います。玄関ドアを窓なしにすると色々と困ることがあるのではないか、反対に窓なしにすることで良いことはあるのだろうかと疑問に思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。
この記事では、玄関ドアを窓なしにするメリットや窓なしにすることで困ることについて詳しくお伝えしていきます。
玄関ドアを窓なしにしようか悩んでいる方やこれから玄関ドアをどのようなドアにしようかお考えの方などはぜひ、参考にしてみてください。
目次
玄関ドア・窓なしにするメリット
玄関ドアを窓なしにするとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ドアの素材やデザインを活かせる
玄関ドアを窓なしにすることで、ドア全体のデザインや素材を崩すことなく採用できるのもメリットといえるでしょう。
お気に入りにドアのデザインや素材感を活かしたい場合などには、窓なしにすることでそのままの素材やデザインでこだわりの感じられる玄関ドアにすることができます。
プライバシーが守れる
玄関ドアが窓なしであると、窓から家の中を見られてしまうような心配が無く家族のプライバシーが守れるというメリットがあります。
特に、玄関側が通行量の多い道や道路に面している場合には知らない人に窓を覗かれてしまう可能性も十分に考えられるためそのような場合には玄関ドアは窓なしであるとプライバシー面でも安心です。
防犯性が高くなる
玄関ドアに窓なしの場合でも、泥棒や空き巣に侵入されてしまうリスクはありますが窓ガラスが無いため窓ガラスを割って家の中に侵入してしまうというケースがありません。窓ありの場合より防犯性が高くなるというのもメリットのひとつでしょう。
窓ありの場合でも、窓に強化ガラスを採用したり二重ガラスにしたりすることで防犯性は高くすることが可能です。
また、ほかの方法などで侵入されないよう窓があるドアも無いドアの場合も日ごろから、玄関の防犯対策をしっかり行っておくことが大切です。
掃除の手間がない
窓なしの玄関ドアは、窓ありの玄関ドアと比べて窓自体の掃除をする必要が無いため玄関窓の掃除の手間が省かれるという点があります。
窓ありの場合は、窓の大きさや位置によっては掃除がしづらかったり時間がかかってしまったりするためそれらを考えると窓が無いぶん玄関のメンテナンスの手間がかからないといえるでしょう。
玄関ドア・窓なしにすると困ること
つぎに、玄関ドアを窓なしにすることでいったいどのような困りごとがあるのでしょうか。こちらもご紹介していきます。
玄関が暗くなる
玄関ドアを窓なしにすると、明るい外の光が玄関の中に取り入れられなくなってしまいます。
そのため、玄関に自然の光が入らず玄関全体が暗くなってしまいます。
また、昼間の明るい時間帯でも玄関の電気を付けなくてはならずそのぶん、電気代もかかってしまうなどの困りごとにつながる可能性があります。
昼間でも電気を付けていないと玄関が暗い場合には、電気をつけっぱなしにしなくても済むように人が通ると照明が付く人感センサー付きの照明などを取り付けるなど工夫をすると良いでしょう。
湿気やカビの発生
玄関ドアを窓なしにすることで、雨の日や梅雨時の湿気、カビなどが玄関内に発生してしまう可能性があります。
雨の日や梅雨時には、靴や雨具などを塗れたまま玄関に放置してしまうことで湿気やカビの発生が増えてしまいます。できるだけ雨具や濡れた靴などは乾かしてからシューズクロークや収納ボックスへしまうようにしましょう。
換気ができない
窓なしの玄関ドアであると、こまめな換気ができずに靴や玄関の嫌な臭いが玄関内こもってしまい玄関全体に嫌な臭いが充満してしまいます。
靴や小物はシューズクロークへ収納したり、玄関やシューズクローク内に脱臭剤などを置いたりして対策をしてみてください。
開放感が少なくなる
玄関ドアが窓なしの場合、窓がある場合と比べて開放感が少なく感じる可能性があります。
窓から差し込む自然光で玄関全体が明るくなりその光の効果が広々とした開放的な空間を演出してくれていることが考えられるため、玄関ドアが窓なしの場合には開放感は窓ありよりも少なく感じてしまう可能性もあるでしょう。
玄関ドアが窓なしであっても、開放感を感じられるようなインテリアや奥行きの出る鏡などを玄関に置いて開放的な空間を上手に演出してみることをおすすめします。
まとめ
このように、玄関ドアを窓なしにすると色々なメリットもあるということがお分かりいただけたかと思います。
玄関の位置や環境などによっては、玄関ドアに窓なしを採用することが良い場合もあるでしょう。
また、玄関ドアを窓なしにすることで困ったこともあることが分かりました。
玄関には採光を取り入れて明るい玄関にしたい、しっかりと窓を開けて換気のできる窓を取り付けたいなど家族それぞれの希望や家の環境などによって玄関ドアの窓の有無も変わってくるかと思います。
そのためには、まず自分達の希望や優先したい部分などを家族で話し合うことがとても重要になってくることでしょう。
また、信頼できる住宅や玄関ドアの専門会社に相談をして自分達の家に合う理想の玄関ドアをぜひ、実現してみてください。
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