玄関ドアの採光窓の防犯で気を付けたいことや防犯性を高める方法・採光があると良いこと
家の玄関ドアに採光の取れる窓が設けられているという方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
毎日使う玄関に採光が取り入れられると、明るく快適な玄関になるのはもちろんほかにも良いことがあります。
この記事では、玄関ドアに採光があると良いことや採光窓の防犯で気を付けたいこと、採光を取り入れながら防犯性を高める方法を詳しくお伝えしていきます。
目次
目次
玄関ドアに採光があると良いこと
はじめに、玄関ドアに採光があるとどのような良いことがあるのかということについてご紹介していきます。
玄関が明るくなる
玄関ドアに採光があると、玄関全体が明るくなるという良い点があります。
玄関が暗いと玄関全体の印象も暗いものになってしまう、明るい日中にも玄関の照明を付けなくてはいけないということが出てきます。
採光の入らない暗い玄関と比べると、常に外の光が差し込む明るい玄関は毎日のように使用する家族の気分も明るくなります。
カビ・臭いを防ぐ
玄関ドアに採光があるとカビや臭いを防ぐことにつながるというのも良いことのひとつでしょう。
採光の取れない玄関では、ジメジメとした湿気が溜まってしまったり靴や雨具などの嫌な臭いがこもってしまったりしてカビや悪臭の原因となってしまいます。
一方で、玄関ドアに採光を取り入れると日光の殺菌作用により玄関の湿気やカビ、嫌な臭いを防ぐことができます。
デザイン性が高くなる
玄関ドアに採光の取れる窓が付いていると、デザイン性が高くなり窓のない玄関ドアよりもおしゃれな玄関にすることができます。
玄関ドアの採光窓の形やデザイン、大きさ、設置する位置などによって玄関全体の印象も変わってくるためなるべく家の雰囲気やスタイルに合った採光窓のある玄関ドアを選ぶと良いでしょう。
清潔感のある玄関
採光が取り入れられる玄関ドアは、明るく広々とした玄関になるだけでなく湿気やカビを寄せ付けない清潔感あふれる玄関になります。
来客の際に、明るく清潔感のある玄関という印象を持ってもらえたり、家族が毎日気持ちよく玄関を使うことができるのも採光のある玄関の良い点です。
節約につながる
玄関ドアに採光の取れる窓が無い場合、日中でも玄関が暗くなってしまい照明を付けなくてはならないため、余計な電気代がかかってきてしまう可能性があります。
反対に、玄関ドアに採光の取れる窓があると日中でも明るい光が差し込み照明を付ける必要がありません。そのため採光の取れない玄関と比べて玄関ドアに採光があることで電気代の節約につながります。
玄関ドアの採光窓の防犯で気を付けたいこと
つぎに、玄関ドアの採光窓があると防犯面でどのような点を気を付けたら良いのかをご紹介していきます。
サムターン回し
サムターンとは、玄関ドアの内側にある金具でつまみを回すことでドアを施錠できます。
このサムターンを玄関ドアの外側から特殊な工具や手などを入れつまみを回して施錠を解除し、家に侵入する手口を「サムターン回し」といいます。
玄関ドアに採光窓があると窓を割ってサムターン回しをされてしまう可能性も考えられます。特にサムターンの近くや横に採光窓がある場合は注意が必要です。
ガラス破り
ガラス破りはその名の通りガラスを破って家の中に侵入されてしまう手口ですが「ガラス破り」にも三つの方法があります。
バールなどでガラスを割る「打ち破り」と玄関ドアの横の窓ガラスにドライバーなどを入れて穴を開け鍵を解錠する「こじ破り」、バーナーなどでガラスを焼いて窓ガラスを破る「焼き破り」です。
採光の取れる窓のある玄関ドアは、ガラス破りの被害に遭ってしまう可能性が高いため注意が必要でしょう。
プライバシー
玄関ドアの採光窓の面積が大きければ大きいほど、窓から家の中の様子が見えてしまう可能性があります。
特に、人通りの多い道に面している玄関などでは外から家の中が丸見えになっていたり覗かれてしまったりなど、プライバシー面で問題が出てきてしまうかもしれません。
玄関ドアの採光を取り入れながら防犯性を高める方法
では、玄関ドアの採光を取り入れながら防犯性を高めるにはいったいどうすれば良いのでしょうか。
前項でお伝えした採光窓の防犯で気を付けたいことの対策も含めて、防犯性を高める方法をお伝えしていきます。
サムターンを変える
玄関ドアの採光を取り入れながら防犯性を高める方法として、サムターンを変えるということがあります。
通常のサムターンと異なる取り外しが可能な着脱式サムターンに取り替えることで、外出する際にサムターンを外すことができサムターン回しを防ぐことができます。
そのほかにも、サムターン回しができないようにサムターンに付けるカバーなども出ているためこれらを使用してサムターン回しの対策をしておくと良いでしょう。
窓に工夫する
玄関ドアの採光を取り入れながら防犯性を高めるために採光窓にさまざまな工夫をするということも挙げられます。
たとえば、簡単に工具や手が入れられないように格子を付ける、シャッターを付ける、またはガラス全体を破られにくい強化ガラスにする、ガラス窓に防犯フィルムを貼るなどの対策をすることでガラス破りの防止につながります。
家族のプライバシー面を守るために、窓の高さを高い位置に設けて外からの視線を外したり窓ガラスの面積を小さくしたりしてプライバシーを守るようにするのもおすすめです。
玄関ドアを交換する
最新の防犯機能にこだわって玄関ドアの採光を上手に取り入れたい場合には、玄関ドア自体を新しいドアに交換する方法も良いでしょう。
今使っている玄関ドアに不具合を感じていたり、防犯面が不安だったりドア交換を考えているという方は思い切って玄関ドアごと交換してみてください。
最新の防犯機能と併せて、デザイン性の高い採光窓や玄関ドアのデザインなども新しくおしゃれにしてみるのもおすすめです。
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