玄関の引き戸のリフォーム費用相場や安くおさえる方法
- 「引き戸タイプの玄関ドアをリフォームするにはいくらかかるのか」
- 「リフォーム費用をおさえるにはどうすればよいか」
- 「開け戸から引き戸に切り替えるのはどうだろうか」
このように考えている人は多いのではないでしょうか？
リフォームにおいては、やはり費用感を掴んでおくのが大切です。また費用をおさえる方法を理解・実践するのは、それ以上に重要と言えます。
本記事ではその点、および開け戸から引き戸にリフォームすることに関して解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
- 引き戸タイプの玄関ドアのリフォーム費用めやす
- 引き戸タイプの玄関ドアのリフォーム費用をおさえる方法
- 玄関を引き戸タイプにリフォームするメリット・デメリット
- 玄関ドアや引き戸の交換に関するよくある質問
- まとめ
- 玄関ドアのことなら「玄関マスター」へ！
引き戸タイプの玄関ドアのリフォーム費用めやす
引き戸タイプの玄関ドアのリフォーム費用は20万円から40万円ほどです。
少なくとも30万円あれば、ほとんどの場合でリフォームを完了できるでしょう。
ただし費用は以下の要素によって大きく上下します。
- ドアの本体価格
- オプションの有無
- 業者の価格設定
- ドアサイズの変更の有無
たとえばグレードの高いドア本体や、ドアサイズの変更などがともなうケースでは、リフォーム費用が高くなる傾向があります。高価なドアを選んだ場合は、50万円以上かかるケースも。
引き戸タイプの玄関ドアのリフォーム費用をおさえる方法
玄関ドアは、住宅の気密性や断熱性、あるいはデザイン性に深く関係しています。基本的には、十分な品質が伴ったリフォームを実施したいところです。
とはいえ、リフォーム費用をきちんとおさえるのも大切です。そのうえで、以下4点を意識しましょう。
- 優先順位をきちんと決めておく
- 補助金を利用する
- カバー工法での工事を選ぶ
- 安易なオプションの追加を避ける
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
関連記事：玄関ドアリフォーム・交換の工事費込み費用とそれをおさえる方法
優先順位をきちんと決めておく
まず、玄関ドアに対して求めることの優先順位を決めておきましょう。
最優先は断熱性、次が機密性、その次がデザイン、というような形です。
そしてその順位に沿って予算を割いていきましょう。そうすれば、余計なグレードやオプションの選択を避けられ、費用をおさえることが可能になります。
また優先順位を明確化することで、本当に必要なリフォームを実施しやすくなります。
補助金を利用する
補助金を利用することで費用をおさえる方法もあります。
玄関ドアのリフォームに関しては、「子育てエコホーム事業」や「次世代省エネ建材支援事業」など、あらゆる制度を利用して補助金給付を受けられる可能性があります。
たとえば子育てエコホーム支援事業であれば、条件さえ満たせば最大で20万円の補助金を受け取ることが可能。
うまくいけば、玄関ドアのリフォーム費用の大部分を補助金でまかなえます。リフォームを実施する際、補助金を利用できないか確認しておきましょう。
カバー工法での工事を選ぶ
また、安価で知られるカバー工法を利用する方法もあります。これは、既存のドア枠を壊さず、新しいドアを取り付けることを示します。
工事自体が単純化されるので、工賃がかかりにくく、そのぶん費用が安くなります。
ただし玄関の状態や選択するドアの種類によってはカバー工法が使えない場合もあるので注意してください。
安易なオプションの追加を避ける
また、安易なオプションの追加は避けるようにしましょう。
玄関ドアをリフォームする際、リモコンキーやクリアガラスなど、高価なオプションを選択することも可能です。そして、それらが利便性やデザイン性において魅力的な選択肢ではあります。
しかし安易に次々とこれらを追加すると、リフォームにかかる費用は相当なものとなります。たとえばリモコンキーを設置するなら、最低でも5万円はかかるでしょう。
本当にリモコンキーが必要なら、それは問題ありませんが、安易にオプションを追加するのは避けましょう。
玄関を引き戸タイプにリフォームするメリット・デメリット
本記事を読んでいる人は、玄関を開け戸タイプから引き戸タイプに切り替えようと考えているかもしれません。
その場合は、引き戸自体のメリットとデメリットを理解しておく必要があります。下記で解説するので参考にしてください。
メリット
引き戸タイプのメリットとして、以下が挙げられます。
- 開口部が広くなる
- 開閉しやすくなる
- 怪我をしにくくなる
- 和を基調としてデザイン性が高まるetc.
特に開口部が広くなるのは、利便性を高めることにつながります。物を運び込んだり、ベビーカーを通したりするうえで、楽になるでしょう。
また開き戸では開閉が伴うため、その範囲には物を配置できません。しかし引き戸タイプであれば、レール上以外であれば自由に物を置くことが可能です。
デメリット
一方で引き戸タイプには、機密性が低くなるというデメリットがあります。
これによって、やや熱が逃げやすくなったり、遮音効果が低減したりするかもしれません。
また隙間ができやすいので、目張りするなどしておかないと、虫などが侵入することがあります。
こういったデメリットを把握したうえで、引き戸に変えるかどうか検討しましょう。
玄関ドアや引き戸の交換に関するよくある質問
本記事では引き戸タイプの玄関ドアのリフォーム費用に関して解説しました。ここではよくある質問に回答します。
- 玄関の引き戸を自分で交換することは可能か
- 引き戸の音をおさえることは可能か
- 隙間から虫が入ってきやすいのか
玄関の引き戸を自分で交換することは可能か
結論から言うと、不可能ではありません。
しかし自力で交換するとなると、ある程度専門的な知識や正確な寸法、玄関周辺を傷つけない物の取り扱いなどが求められます。
これらを専門業者以外が実施するのは現実的ではありません。よほどDIYのスキルに自信がある場合はのぞいて、玄関の引き戸を自分で交換するのはおすすめできません。
引き戸の音をおさえることは可能か
引き戸の音が鳴りにくいドアを選択することで、ある程度おさえられます。
また、戸車が通過する部分にアルミ製のレールなどを設置するなどして音をおさえることも可能です。
ただし勢いよく開閉する、経年劣化によりレールが変形するなどした場合は、どうしても音がおさえきれない部分もあります。
隙間から虫が入ってきやすいのか
引き戸は、開き戸と比較すれば隙間が生じやすいです。したがってそこから虫が入って来やすくなります。
ただしこれの対策はさほど困難ではありません。隙間を充填するテープを貼り付ける、玄関用虫除剤を散布するなどして、虫の侵入を予防することが可能です。
まとめ
本記事では、玄関ドアのリフォームの費用に関して解説しました。
費用の相場は20万円から40万円。少なくとも30万円あれば、十分なリフォームを実施できるでしょう。
とはいえ、決して安い金額ではないと感じる人もいるはず。給付金制度を使ったり、住宅に対して求める要素を明確にしたりして、余計な費用が発生しないように工夫しましょう。
特に給付金制度は、うまく活用すれば、リフォーム費用の大半をまかなえるかもしれません。各種制度の情報や条件を参考にして、該当するならぜひ制度を利用しましょう。
また少しグレードにこだわったり、オプションを追加したりすると、すぐに予算を超過します。このあたりは、気密性やデザイン性、利便性をある程度確保しつつも、予算面との折り合いをつけるのが重要となります。
関連記事：玄関ドア・交換のタイミングや新しくする時のポイントとは
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