玄関ドアが色褪せる原因とは|劣化を防ぐための対策と補修方法を徹底解説
玄関ドアは家の「顔」ともいえる重要な存在です。
そのため、色褪せが気になったり、修復方法を知りたいと考える方も多いでしょう。
玄関ドアの色褪せを放置すると、見た目の問題だけでなく、耐久性や防犯性の低下につながる可能性があります。
本記事では、名古屋・岐阜を中心に窓や玄関ドアのリフォームを手がける「玄関マスター」が、色褪せの原因や放置によるリスクを詳しく解説します。
玄関ドアが色褪せる原因
玄関ドアの色褪せは、見た目の変化だけでなく、さまざまなリスクを招く原因にもなります。
ここでは、色褪せの主な原因を2つ解説します。
紫外線や雨風が塗装を劣化させる
玄関ドアの色褪せは、主に紫外線や雨風が主な原因です。
日差しが強い場所では、紫外線の影響で塗膜が分解され、色褪せが進みます。
さらに、雨や湿気が塗装に染み込むと、剥がれや変色を引き起こします。
とくに、南向きの玄関は紫外線の影響を受けやすく、沿岸部では湿気や塩害の影響で劣化が加速しやすいです。
この状態を放置すると、塗装がさらに剥がれ、ドア自体の耐久性が低下する原因となります。
玄関ドアの交換時期が過ぎている
玄関ドアの色褪せが目立つ場合、ドア自体の寿命が影響している可能性があります。
一般的に、玄関ドアの耐用年数は15~20年とされ、経年劣化によって表面が風化したり塗装が剥がれやすくなったりするので注意しましょう。
ドアの種類 | 耐用年数(目安) | 劣化の主なサイン | 交換の判断基準 |
アルミ製 | 約20~30年 | 色褪せ・表面の傷・歪み | 断熱性能の低下・開閉の不具合 |
木製 | 約15~20年 | 塗装の剥がれ・ひび割れ・反り | 防水性の低下・腐食の進行 |
築20年以上経過した住宅では、塗装の劣化に加え、ドアの素材自体が傷んでいるケースも少なくありません。
そのため、塗り直してもすぐに剥がれてしまう場合、交換を検討するタイミングといえます。
再塗装で対応できる場合もありますが、防犯性や断熱性が低下しているなら、交換を視野に入れることが重要です。
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玄関ドアの色褪せを放置する3つのリスク
玄関ドアの色褪せを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、耐久性や防犯性の低下につながります。
さらに、塗装の剥がれやドアの変形が進むと、玄関の機能性にも影響を及ぼしかねません。
そこで、色褪せを放置することで発生する3つのリスクについて詳しく解説します。
見た目が悪くなり家の印象が低下する
玄関は「家の顔」といわれ、訪問者や通行人に与える印象を大きく左右します。
色褪せた玄関ドアは、手入れが行き届いていない印象を与え、家全体を古びた雰囲気に見せる原因となります。
例えば、新築時は鮮やかだったドアも、紫外線や雨風の影響で色がくすんだり剥がれたりすると、一気に劣化した印象を与えかねません。
外壁がきれいでも、玄関ドアが色褪せていると家全体の印象が損なわれる可能性があります。
塗装の剥がれや劣化で耐久性が落ちる
玄関ドアの色褪せを放置すると、塗装が剥がれやすくなり、耐久性が低下します。
塗膜が劣化すると防水性が損なわれ、雨水が浸透しやすくなり、ドアの素材自体を傷める原因です。
特に、木製の玄関ドアは水分を吸収しやすく、膨張やひび割れが発生しやすくなります。
一方、スチール製のドアも、塗装が剥がれるとサビが発生しやすくなり、強度の低下につながるため注意が必要です。
ドアの反り返りや変形による防犯機能の低下
玄関ドアの色褪せを放置すると、塗装が劣化するだけでなく、ドア自体の反り返りや変形を引き起こす原因になります。
たとえば、木製ドアは湿気を吸収しやすく、時間の経過とともに歪みやすくなる傾向があるため注意が必要です。
反りが進むと隙間が生じ、密閉性が低下し、雨風の侵入を防ぎにくくなります。
これにより、防犯性の低下も避けられません。
さらに、鍵のかかりが悪くなり、不正侵入のリスクが高まる恐れもあります。
玄関ドアの防犯対策については、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
関連記事:玄関ドアの防犯対策はここが重要|鍵の種類から補助錠・DIY可能な防犯設備まで徹底解説
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玄関ドアの色褪せを補修する方法
玄関ドアの色褪せが気になったら、早めの補修が重要です。
軽度の色褪せであればDIYで対応できますが、劣化が進んでいる場合は交換を検討しなければなりません。
ここでは、再塗装による補修方法と交換の選択肢について詳しく解説します。
ドア表面の再塗装|軽度ならDIY補修も可能
市販の塗料やシリコンスプレーを使えばDIY補修も可能ですが、仕上がりや耐久性に差が出ることがあります。
小さな色褪せや細かい傷は、補修ペンやスプレー塗料で一時的に目立たなくできます。
ただし、広範囲の色褪せや深刻な劣化には再塗装が必要です。
DIYではムラが出やすく、塗料の選択を誤ると剥がれやすくなるため注意が必要です。
また、下地処理が不十分だと仕上がりにも影響します。
確実に美しく仕上げるなら、専門業者に依頼するのがおすすめです。
また、アルミ製ドアは原則として塗装はできません。
プロに任せれば、耐久性の高い塗料と適切な下地処理により、長期間きれいな状態を維持できます。
ドア本体を交換する
色褪せがひどい場合や塗装の剥がれが進行している場合は、ドア本体の交換を検討する必要があります。
再塗装で一時的に見た目を改善できても、ドア自体の耐久性が低下していると、結局は近いうちに交換が必要になる可能性があるためです。
例えば、塗装が何度も剥がれる、ドアが変形している、開閉がスムーズにできないといった症状がある場合は、交換のタイミングといえます。
築20年以上が経過した玄関ドアは、塗装の劣化だけでなく、防犯性や断熱性の低下も考えられます。
そのため、交換する際は、耐久性が高くメンテナンスが容易なアルミ製にするなど、素材や機能性にも注目することが大切です。
玄関ドアの色褪せ予防対策
玄関ドアの色褪せを防ぐには、日常的な対策が重要です。
紫外線や雨風の影響を最小限に抑えることで、塗装の劣化を防ぎ、美しい状態を長持ちさせられます。
ここでは、玄関ドアの色褪せを防ぐための具体的な方法を紹介します。
日よけシェードの設置
直射日光を受け続けると、紫外線の影響で塗装が劣化しやすくなります。
特に南向きの玄関は色褪せが進みやすいため、日よけシェードの設置が有効です。
例えば、玄関の上部にオーニングを設置すれば、紫外線を大幅に軽減できます。
取り付けが難しい場合は、スタンド式のシェードを活用するのも一つの方法です。
ただし、ドアの上に日よけシェードをつける場合、単に設置すると外壁などに取り付け用の穴が空いて雨漏りの原因となるので注意しましょう。
ダイノックシートを貼る
ダイノックシートは玄関ドアを保護し、色褪せを防ぐのに効果的です。
耐候性に優れたシートを貼ることで、紫外線や雨風の影響を抑えられます。
例えば、木目調のシートを選べばデザインを変えながら色褪せ対策も可能です。
アルミ製やスチール製のドアにも施工でき、補修用途としても役立ちます。
ただし、DIYで綺麗に仕上げるのは難しく、プロが施工しても日当たりの良い場所ではすぐに風化します。
玄関ルーバーを設ける
玄関ルーバーを設置すると、直射日光を遮りつつ風通しを確保でき、湿気による劣化を防げます。
湿度の高い地域では、カビの発生や塗装の剥がれを防ぐうえで効果的です。
また、玄関の横に木製やアルミ製のルーバーを取り付けることで、デザイン性が向上し、ドアの色褪せも防止できます。
可動式のルーバーなら、日差しの角度に応じて調整でき、季節ごとの変化にも対応可能です。
ただし、設置には大掛かりな工事が必要で附帯工事が発生する可能性もあるため、玄関ポーチの改修などと併せて手配しましょう。
定期的な清掃
玄関ドアの色褪せを防ぐには、日々のメンテナンスが欠かせません。
汚れが蓄積すると塗装が劣化しやすくなり、色褪せが進む原因となるためです。
例えば、月に一度の水拭きでホコリや汚れを取り除くだけでも、塗装の寿命を延ばせます。
さらに、UVカットワックスやコーティング剤を塗布すれば、紫外線や雨風からドアを保護できます。
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玄関ドアの交換で失敗しない業者選びのコツ
玄関ドアの交換をする際には、信頼できる業者選びが重要です。
実績のある業者を選び、明確な見積もりを確認することで、施工後のトラブルを防げます。
実績・補助金に関する知識が豊富な業者を選ぶ
玄関ドアの交換を依頼する際は、実績が豊富な業者を選ぶことが大切です。
経験豊富な業者であれば、施工品質が安定し、トラブルのリスクを抑えられます。
一方で、実績の少ない業者は仕上がりにばらつきが出ることがあり、細かな調整が不十分になる場合もあります。
また、業者を選ぶ際は、公式サイトや口コミを確認し、施工事例をチェックするのが重要です。
写真付きの施工事例を掲載している業者は技術に自信を持っている可能性が高く、信頼できるといえます。
施工実績に加えて補助金に関する知識が豊富な会社がおすすめです。
玄関ドアと窓リフォームを同時にすると、補助金をもらえる可能性があります。
詳しくは、【最大200万円】先進的窓リノベ事業2025の補助金額や申請条件の流れを解説をご覧ください。
見積もりが明確な業者を選ぶ
見積もりが明確であることは、信頼できる業者を選ぶうえで重要です。
料金が不透明な業者に依頼すると、追加費用が発生し、予算オーバーにつながる恐れがあります。
例えば、「工事費込み」と記載されていても、後から追加作業が発生し、想定以上の費用がかかるケースも少なくありません。
さらに、「格安」をうたう業者の中には、必要な作業を省略し、施工品質が低下することもあるため注意が必要です。
ドア本体の価格、施工費、処分費などが明確に記載されているかをチェックし、不明点があれば事前に質問しておきましょう。
アフターサポートが充実した業者を選ぶ
玄関ドアの交換後も長く快適に使うには、アフターサポートが充実した業者を選ぶことが大切です。
保証がない業者では、トラブル発生時に高額な修理費がかかる恐れがあります。
例えば、ドアの建て付けが悪くなったり、鍵に不具合が生じたりしても、保証期間内であれば無償で修理対応を受けられる場合があります。
一方で、保証がなければ修理費が発生し、思わぬ出費につながることも考えられます。
そのため、業者を選ぶ際は、保証内容を事前に確認することが重要です。
こちらの記事では、玄関ドアの交換を依頼する際のポイントを、比較検討できるよう詳しく解説しています。
関連記事:玄関ドア交換をどこに頼むか迷ったら|依頼先4つのメリット・デメリットを徹底比較
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玄関ドア・窓のことなら、「玄関マスター」におまかせください。
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防犯性能だけでなく、デザイン性や機能性なども考慮した総合的なアドバイスをさせていただきます。
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