玄関ドア・リフォームで引き戸にする際の費用や種類・メリットや選ぶときのコツ

玄関ドア リフォーム 引き戸

 

家の玄関ドアを開き戸から引き戸にリフォームしたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。

また、最近玄関引き戸の調子が悪い・不具合が出てきているなど引き戸のトラブルで新しい玄関引き戸にしようかとお悩みの方などもいらっしゃるかもしれません。

この記事では、玄関ドアのリフォームで引き戸にする際の費用、引き戸の種類やメリット、引き戸を選ぶときのコツまで詳しくお伝えしていきます。

 

目次

 

【玄関ドア・リフォーム】引き戸の種類

玄関ドア リフォーム 引き戸

玄関ドアを引き戸にリフォームしようと考えたとき、引き戸にも色々な種類があるため違いがよくわからないということもあると思います。

玄関ドアのリフォーム時にどのような引き戸を採用するかはとても重要であるため、最初にどのような種類の引き戸があるのか引き戸の種類について説明していきます

 

片開き戸

1枚の戸を上下にあるレールに沿ってスライドさせて、開け閉めさせるタイプの引き戸です。

 

引き違い戸

戸が2枚(複数もあり)で、どちら側からもスライドさせることが可能で左右から出入りができる引き戸です。

 

引き込み戸

戸が壁の内部に収納することができるタイプの引き戸で、収納することで部屋がスッキリとした印象になります。

 

引き分け戸

2枚の戸を左右、両方にスライドさせ開け閉めすることができるタイプの引き戸です。左右両方開くことで大きな開口を取ることができます。

 

玄関ドア・リフォームで引き戸にする際の費用

つぎに、玄関ドアをリフォームで引き戸にする場合の費用について説明してきます。

現在の玄関ドアの交換で主流になっている「カバー工法」は、既存のドア枠に新しい枠をかぶせてドアを交換する方法です。

工事期間は最短1日で終わり費用は約20万円~となっています。

また、玄関ドアの交換だけでなく枠ごとの交換やほかの部分も一緒にリフォームする場合には壁などドア以外の部分の工事が必要となります。費用は約30万円~で工事期間も1週間ほどかかってしまう可能性もあります。

 

カバー工法は、工事期間も短く費用をおさえられるため玄関ドアのみ交換したい際にはおすすめです。

枠ごと交換などの場合では、工事期間が長く壁などほかの部分の工事も必要になってしまうため費用もかかりますが玄関の開口部を大きく広げたい場合に適しています。

自分の家の玄関ドアをどのようにリフォームしたいのかによって、工事内容や費用も変わってくるため自分の家の玄関に合う方法を選ぶと良いでしょう。

 

【玄関ドア・リフォーム】引き戸のメリット

玄関ドア リフォーム 引き戸

では、玄関ドアを引き戸にリフォームすることでいったいどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

出入りしやすい

玄関ドアを引き戸にすると、開け閉めの際に横にスライドできるため開口を大きく取ることができます。

買い物などに行って荷物が多いとき、大きな荷物を出入りさせるときなど引き戸を開けっぱなしにしておくことでスムーズに荷物の出し入れが可能です。

また、自転車やベビーカーなどもそのまま玄関内に入ることができるなど出入りしやすいというメリットがあります。

 

玄関が狭くても設置できる

引き戸は横にスライドできるため開き戸のように前後に開け閉めすることがありません。そのため開け閉めの際に前後にいる人や物にぶつかってしまう心配がありません。

また、玄関の敷地が狭い場合でも周囲にぶつかるなどの危険性もなく設置することができます。

 

ケガの心配がない

引き戸は、横に戸をスライドするため開け閉めの際に手や指を挟んでしまう危険性が少なくお子さんや高齢の方などでも使いやすいという良い点があります。

また開け閉めの際にゆっくりとドアが閉まるような仕様になっている引き戸もあるため、開け閉めの際ケガの心配がなく安心して使うことができます。

 

【玄関ドア・リフォーム】引き戸を選ぶときのコツ

玄関ドア リフォーム 引き戸

玄関ドアのリフォームで引き戸を選ぶときはどのような点に気を付けて選べば良いのでしょうか。

つぎは、玄関ドアのリフォームで引き戸を選ぶコツについていくつかお伝えしていきます。

 

防犯性・鍵

玄関引き戸は、ガラスを多く使用しているものも多いため空き巣や泥棒にガラス部分を割られて侵入されたりピッキング(鍵穴に工具を入れて鍵を開ける)されてしまったりする可能性があります。

そのため玄関引き戸を選ぶ際には、できるだけ防犯性の優れた引き戸を選ぶことが大切です。

また、鍵自体を防犯性の優れた複雑な構造のディンプルキーなどにすることでより防犯対策にもつながります。

 

断熱性

玄関引き戸は構造上、開き戸と比べて断熱性が低く隙間風が入りやすく玄関が寒くなりやすいと考えられます。

暑さや寒さ対策をお考えであれば予め、断熱性に優れた引き戸を選ぶようにすると良いでしょう。

 

採光性

玄関引き戸は、ガラス面を多く使用しているほど採光が入りやすく明るい玄関になります。

いまは採光性に優れたおしゃれなデザインの玄関引き戸なども出ているため、玄関に光をしっかり取り入れたいという方は採光性の取れるデザインの玄関引き戸を選ぶようにしましょう。

 

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著者情報
株式会社ブルーマテリアル専務取締役 日比野晴彦
日比野晴彦
株式会社ブルーマテリアル 専務取締役
 
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