玄関ドアの防犯対策はここが重要|鍵の種類から補助錠・DIY可能な防犯設備まで徹底解説
- 「古い玄関ドアの防犯性が気になる」
- 「最近、近所で空き巣被害があった」
- 「子どもが一人で留守番する時の防犯が心配」
上記のように、玄関ドアの防犯対策に不安を感じている方は少なくありません。
実際、警察庁の統計によると住宅侵入窃盗が増加に転じ、令和5年には前年比で11.3%増となっています。
また、一戸建ての住宅は特に被害が多く、空き巣の侵入経路として玄関が狙われるケースが多いです。
こうした状況下で、玄関ドアの防犯性強化が重要視されています。
そこで本記事では、名古屋・岐阜を中心に窓・玄関ドアのリフォームを行っている「玄関マスター」が、玄関の防犯対策について徹底解説します。
目次
玄関ドアの防犯性能が重要な理由と侵入リスク
玄関ドアは「家の顔」であると同時に、空き巣や侵入者に狙われやすい場所でもあります。
防犯性能が高い玄関ドアの設置は、ご家族と財産を守るためにも重要です。
特に、築年数が経過したドアや古い鍵は空き巣や侵入者の標的となりやすいため、対策が必要になります。
玄関が侵入の主な経路である理由
多くの空き巣犯は、以下の理由から玄関ドアを狙う傾向があります。
- 外からの視線が届きにくい:玄関ドアは家の正面にあるものの、庭木や塀などによって隠れやすく、犯行が目立たない場合があります。
- わずかな時間で侵入できる:施錠されていないドアからの侵入の場合、すぐに侵入できます。
古いドアの防犯性能が低下する原因
古い玄関ドアは、以下の要因によっての防犯性能が低下する場合があります。
- 鍵が1箇所のみ:古い玄関ドアには鍵が1つしかついていないケースが多く、ピッキングへの耐性が低くなります。
- 防犯基準の違い:古いドアの鍵は防犯性能が低いものが多く、侵入者にとって標的にしやすい可能性があります。
- 古い玄関引き戸は狙われやすい:劣化によって広がった隙間を利用して、ドアを破壊して侵入される可能性があります。
引き戸タイプの玄関ドアは開き戸と異なる構造から、防犯面でのリスクは高めです。
引き戸に多い隙間からの侵入やガラス破りの手口、対策の詳細については、こちらの記事で確認できます。
関連記事:【玄関引き戸・防犯】開き戸と異なる点や侵入方法・効果的な対策について
防犯性能を保つための定期的なメンテナンスの重要性
玄関ドアの防犯性能を維持するには、定期的なメンテナンスやチェックが重要です。
築年数の経過に伴って鍵やドアフレームが劣化するケースが多いため、定期的なチェックと部品交換を行うことで、長期間にわたって高い防犯性能を保てます。
鍵の摩耗やドアの歪みは、侵入者にとって突破口となり得るため、異常が見つかる前に早めに修理や交換を検討するのが望ましいです。
また、定期的に防犯性を見直し、最新の防犯技術や製品へのアップグレードも、防犯効果を維持するためにもおすすめします。
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防犯性の高い玄関ドアの選び方|鍵や構造のポイント
犯罪手口が高度化している今、防犯性の高いドアを選ぶことが、空き巣対策に欠かせません。
信頼性の高い製品を選び、侵入リスクを減らして、ご家族の安全を確保できます。
ここでは、防犯性の高い玄関ドアを選ぶためのポイントを解説します。
ピッキング対策に有効な「ディンプルキー」
ディンプルキーは鍵穴に複雑なくぼみがある構造で、ピッキングが難しく防犯性が高いです。
大手メーカーのディンプルキーは、耐久性や性能にも優れており、シリンダーキーからの交換も比較的容易です。
また、DIYでの取り付けも可能で、コストを抑えつつ防犯性を向上させる方法として人気があります。
「ワンドア・ツーロック」で防犯性を高める
「ワンドア・ツーロック」とは、1つのドアに鍵を2つ設置し、空き巣に時間をかけさせる効果があり、侵入のリスクを減らせます。
特に、異なる種類の鍵を2つ設置すれば、空き巣犯にとって解錠の手間が増えるため、ピッキング抑止力になります。
「サムターン回し」への対策
サムターン回しとは、ドアの外側から内側のツマミを操作して解錠する侵入方法です。
サムターン回しには、サムターンカバーの設置、または防犯サムターンへの交換で対策ができます。
サムターンカバーは既存のドアにも簡単に取り付けられ、短時間で防犯対策が可能です。
「ガードプレート」でこじ開け防止
ガードプレートはドアと枠の隙間を埋める部品で、ドライバーやバールを差し込んでドアをこじ開けるといった侵入方法を防ぎます。
ガードプレートは後付けもでき、費用対効果の高い防犯強化策として広く採用されています。
防犯性能が認められた製品の選び方
多くの玄関ドアがありますが、以下のポイントをおさえて信頼できる防犯性能を持つ製品の選定が大切です。
- CPマーク認定製品:防犯性能が公的に認められた「CPマーク」の付いたドアを選びましょう。
- メーカーの信頼性:信頼性が高く製品開発力のある大手メーカー製品を選びましょう。
自分でできる玄関ドア周りの防犯対策|照明やカメラの設置
玄関ドアだけでなく、玄関周りの防犯対策の強化も大切です。
ここでは、DIYで実施できる玄関ドア周りの防犯対策を紹介します。
センサーライトで玄関周りを明るくする
夜間に玄関周りが暗いと、侵入者に狙われやすくなります。
照明を設置して玄関周辺をしっかり照らすことは、玄関周りの防犯対策のひとつとして効果的です。
特に、人の動きを感知して自動で点灯するセンサーライトがおすすめです。
モニター付きインターホンと防犯カメラの設置
外にいる訪問者の顔や周辺の様子を室内から確認できるモニター付きインターホンや防犯カメラの設置も効果的です。
これにより、訪問者の身元を確認してから対応するかどうかを判断できます。
玄関ドアに傷や不審な記号が見られる場合、空き巣犯が目をつけている「マーキング」の可能性があります。
こうした痕跡を早期に見つけ、対策を取ることが被害を防ぐために重要です。
マーキングの見分け方や対応法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【玄関ドアの傷に要注意】空き巣のマーキングを見極める方法と防犯対策
採光窓付き玄関ドアの防犯リスクと効果的な対策
採光窓付き玄関ドアは、自然光を取り入れられるメリットがある一方で、侵入リスクが高まるデメリットもあります。
したがって、採光窓の防犯対策を行い安全性を確保することが大切です。
ここでは、採光窓付き玄関ドアの潜在的なリスクと、対策について詳しく解説します。
採光窓が玄関ドアに設置される理由
玄関ドアに採光窓があると、自然光を取り込み玄関内を明るく保てるようになります。
特に玄関が暗くなりがちな住宅では、光が入りやすい採光窓付きドアが多く採用されています。
ただし、採光窓があることで防犯リスクが高まる場合もあるため、慎重な対策の検討が重要です。
採光窓に対する一般的な侵入手口
採光窓付き玄関ドアは、こじ開けやサムターン回しといった侵入手口の対象となりやすいです。
特に、窓ガラスを割って直接手を伸ばしてサムターン回しをする場合、侵入者にとって採光窓付き玄関ドアは都合が良いといえます。
効果的な防犯対策
採光窓付きドアにおける防犯対策を以下に紹介します。
- 防犯ガラスの利用:防犯ガラスにより、窓部分からの侵入リスクを減らします。
- 防犯フィルムの活用:防犯フィルムにより、ガラスの強度が増し、破壊にかかる時間を稼ぎます。
- 玄関ドアの交換:防犯性の高いドアへの交換もおすすめです。
採光窓付き玄関ドアの防犯リスクを抑えつつ、玄関を明るく保つためには工夫が必要です。
採光のメリットを活かしながら安全性を高める方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:玄関ドアの採光窓の防犯で気を付けたいことや防犯性を高める方法・採光があると良いこと
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