玄関ドア 業者が教えます 玄関マスターは窓についても考えます! 1 窓の定義?
玄関マスターは窓の専門業者でもあります。
窓についても考えてみましょう。専門的には開口部(玄関もですが)と呼ばれます。
古い日本語では「間戸」や「間処」という字を書いてマドと読んでいました。
伝統的に日本の家屋は一般的に木造と呼ばれる木造軸組工法から、
柱と梁を建ててその間を壁や天井や建具で埋める建て方と、
柱と柱の間を塞ぐ「閉める」役割という発想からマドは生まれました。
一方、欧州では石やレンガを用いて壁をつくる組積造から、
壁に穴を穿つ「開ける」役割からマドは発想されました。
ギリシャ語ではマドは小さな戸=「thuris」、
フランス語とラテン語では光を入れる穴=「fene^tre」、
英語では風の目、風の穴を意味する「window」などの言葉があります。
中国ではもともと暗く閉ざされた空間に開けられた穴を意味する象形文字から発展して、
マドの場所により違う字が当てられていました。
天井にあけたマドという言葉があります。字は難しくて書けませんが・・・
40年、50年、大切な家族が楽しく、快適に、健康に過ごす場所。
当たり前のようにそこにあるけれど、実は大きな役割を果たしているのが「窓」です。
明るい日差しや、さわやかな風、素晴らしい景色、色々なものを取り入れています。
しかし、暑さや寒さ、強い風や激しい雨なども取り込んでしまうのも、「窓」なのです。
窓の役割は、開ける楽しさ、閉める快適さ。
マドの役割は、形や配列から建築のファザードとして外観を特徴づけます。
また、各種建築スタイルから室内・室外のコーディネートが必要になります。
マドの持つ開口部機能からは、生活機能を肯定的な面と否定的な面から見ることが出来ます。
・殺菌効果⇔日焼け・退色
・採光⇔まぶしさ
・眺望⇔プライバシー
・採熱・熱線吸収⇔日射遮蔽・遮熱
・通風⇔埃・VOC
・換気⇔匂い
・気温・温度⇔寒気・湿度
・水密・気密⇔水害・雨侵入
・人・モノの通行⇔防犯・暴漢
・解放感⇔閉鎖感
・昆虫の防御⇔昆虫の侵入
・遮音⇔騒音
などと肯定的に考えられる面と否定的に考えられる面が両方ともあるものがマド(開口部)です。
良い面と悪い面が相反するのがマドなんですね。
生活で必要なものですがコントロールが必要なものでもあります。
一方だけ見ているものではなく、生活に合わせた快適に感じられるマドをご提案します。
ご用命は是非玄関マスターへ。