「住宅エコリフォーム推進事業」令和5年度の補助金は最大35万円!玄関ドア・窓を交換しよう|条件や補助額など紹介
「住宅エコリフォーム推進事業」は、ZEHレベルに対応した家の全体・部分リフォーム・建替えなど要件を満たすことでもらえる国の補助金制度です。
令和4年9月に実施されていた「住宅エコリフォーム推進事業」ですが、令和5年度も実施されることとなりました。
この記事では、住宅エコリフォーム推進事業の補助金対象の費用や条件、対象工事、補助額の詳細、申請から受付期間まで詳しくご紹介していきます。
家をリフォームしようと考えていた方やリフォームするか悩んでいたという方などは、ぜひ今回の住宅エコリフォーム推進事業の補助金を活用してお得にリフォームを実現してみてはいかがでしょうか。
目次
- 「住宅エコリフォーム推進事業」とは
- 「住宅エコリフォーム推進事業」補助対象の費用・条件
- 補助対象工事「全体リフォーム」・「建替え」の内容や補助額の詳細
- 補助対象工事「部分リフォーム」内容や補助額の詳細
- 「部分リフォーム」開口部のモデル工事費と補助適用後の金額とは
- 住宅エコリフォーム推進事業・補助申請や対象期間について
- 玄関ドア・窓のリフォームなら「玄関マスター」へ!
目次
「住宅エコリフォーム推進事業」とは
はじめに、住宅エコリフォーム推進事業について説明していきます。
住宅エコリフォーム推進事業とは、カーボンニュートラルの実現に向けて住宅ストックの省エネ化を推進するために住宅をZEHレベルの高い省エネ性能へ改修することを国が期限を区切り支援を行う事業のことです。
「住宅エコリフォーム推進事業」の補助対象の費用・条件
つぎに、住宅エコリフォーム推進事業の補助対象の費用の内容や条件について詳しくご紹介していきます。
まず補助金の対象には、住宅の「省エネ診断」及びレベルとなる「省エネ設計等、省エネ改修」を行うことや令和5年4月1日以降の契約かつ事業者登録後に工事を着手することが必要となります。
では、省エネ診断・省エネ設計・省エネ改修について補助対象になる費用と対象条件を詳しく説明していきます。
補助対象になる費用
省エネ診断
・省エネ性能の証明取得費用など
省エネ設計
・省エネ設計等に係る費用
・開口部・躯体等の断熱化工事費用
・設備の効率化に係る工事費用
・省エネ改修と併せて実施する構造補強工事費用
省エネ改修
・省エネ設計等に係る費用
・開口部・躯体等の断熱化工事費用
・設備の効率化に係る工事費用
・省エネ改修と併せて実施する構造補強工事費用
補助対象になる条件
省エネ診断
・省エネ診断のみでの申請が可能
・事業者登録前の実施でも申請が可能
・省エネ設計・改修と重複して申請が可能
省エネ設計
・ZEHレベルとなる全体改修・建替え・部分改修であること
・改修後の耐震性確保が必要(計画的な耐震化含むこと)
・省エネ改修と併せて実施する構造補強工事を含むこと
省エネ改修
・ZEHレベルとなる全体改修・建替え・部分改修であること
・改修後の耐震性確保が必要(計画的な耐震化含むこと)
・省エネ改修と併せて実施する構造補強工事を含むこと
補助対象工事「全体リフォーム」・「建替え」の内容や補助額の詳細
では、つぎに住宅エコリフォーム推進事業の補助対象工事である「全体のリフォーム」と「建替え」についての工事内容や補助額の詳細をお伝えしていきます。
共通の要件として、 断熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6となるものでBELS等の第三者評価の認証を取得するものとなっています。
「建替え」の場合には、併せて対象建物が建替えであることを証明する所定の書類を提出できるもの が必要となります。
補助対象工事の内容
「全体リフォーム」
・ 建物全体を断熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6とする改修工事が対象
・ 上記改修工事と併せて実施する構造補強工事が対象
・ 型番登録された製品の利用は要件としない
「建替え」
・ 断熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6とする建替え工事が対象
・ 型番登録された製品の利用は要件としない
補助額
「全体リフォーム」・「建替え」の補助の上限額は戸建住宅、共同住宅ともに350,000円/戸です。
補助の最低額は5万円(診断のみの場合1万円)となり、申請する補助額の合計が5万円未満(診断のみの場合1万円未満)は補助の対象にならないため申請額が5万円又は診断のみであれば1万円以上であることを確認しておくことが重要になってきます。
また、「実際の工事費×補助率」と「補助上限額」のどちらか低い額が補助金の対象となります。
「全体リフォーム」の補助額
・補助対象の工事に必要な費用及び省エネ設計等に係る費用×補助率
・省エネ診断の場合の補助率は1/3・省エネ設計等、省エネ改修は40%
「建替え」の補助額
・補助対象の工事のうち省エネ改修工事費相当額及び省エネ設計等に係る費用×補助率
・省エネ診断の場合の補助率は1/3・省エネ設計等、省エネ改修は40%
なお、全体リフォームと建替えでの設備の効率化に係る工事について開口部・躯体等の断熱化工事と同額以下であることとされています。
補助対象工事「部分リフォーム」内容や補助額の詳細
つぎに、補助対象工事である「部分リフォーム」の内容や補助額の詳細についてお伝えしていきます。
補助対象工事の内容
「部分リフォーム」
複数の開口部についてZEH仕様基準を満たすように改修する工事が部分リフォームでは必須工事となります。
必須であるZEH基準を満たす複数の開口部の改修工事と併せて、以下の①・②の工事を行うことで補助金の対象となります。
①ZEH仕様基準を満たす躯体の断熱改修工事
②下記設備の高効率化工事
・太陽熱利用システム
・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機)
・ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
・潜熱回収型石油給湯機(エコフィール)
・潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)
・燃料電池システム(エネファーム)
・高断熱浴槽
・浴室シャワーの節湯水栓
・蓄電池
・LED照明
断熱改修及び設備の一部(LED照明以外)は、住宅省エネ2023キャンペーンのこどもエコすまい支援事業、先進的窓リノベ事業、給湯省エネ事業に登録された建材・設備を補助対象とします。
*詳しくは国土交通省「住宅エコリフォーム推進事業」の概要を参照
補助額
「部分リフォーム」の補助の上限額は戸建住宅、共同住宅ともに350,000円/戸です。
補助の最低額は5万円(診断のみの場合1万円)となり、申請する補助額の合計が5万円未満(診断のみの場合1万円未満)は補助の対象にならないため申請額が5万円又は診断のみであれば1万円以上であることを確認しておくことが重要になってきます。
開口部(必須工事)
・「モデル工事費×補助率」と「実際の工事費×補助率」どちらか低い額が補助金対象
・省エネ診断の場合の補助率は1/3・省エネ設計等、省エネ改修は40%
上記の必須工事と併せて行うと対象となる躯体・設備工事についての詳細は以下となります。
躯体
・「断熱材m3あたりのモデル工事費×補助率」と「実際の工事費×補助率」どちらか低い額補助金対象
・省エネ診断の場合の補助率は1/3・省エネ設計等、省エネ改修は40%
設備
・「モデル工事費×補助率」と「実際の工事費×補助率」どちらかの低い額が補助金対象
・省エネ診断の場合の補助率は1/3・省エネ設計等、省エネ改修は40%
また、開口部と躯体と設備の補助額の合計と補助上限額のどちらか低い額が補助金の対象となります。
「部分リフォーム」開口部のモデル工事費と補助金額とは
では、次に補助対象工事である「部分リフォーム」で必須工事となる開口部の断熱リフォーム「ガラス交換」・「内窓、外窓設置」・「ドア交換」のモデル工事費をご紹介していきます。
また、これらのモデル工事費用から住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額も併せてご紹介します。
「ガラス交換」
ガラス交換では、面積1.4㎡以上(大)1枚あたりのモデル工事費は96,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は38,400円/枚となります。
面積0.8㎡以上1.4㎡未満(中)1枚あたりのモデル工事費は72,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は28,800円/枚となります。
面積0.1㎡以上0.8㎡未満(小)1枚あたりのモデル工事費は24,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は9,600円/枚となります。
「内窓・外窓設置」
「内窓・外窓設置」では、面積2.8㎡以上(大)1箇所あたりのモデル工事費は248,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は99,200円/箇所となります。
面積1.6㎡以上2.8㎡未満(中)1箇所あたりのモデル工事費は192,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は76,800円/箇所となります。
面積0.2㎡以上1.6㎡未満(小)1箇所あたりのモデル工事費は160,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は64,000円/箇所となります。
「ドア交換」
「ドア交換」では、開戸の面積1.8㎡以上(大)の1箇所あたりのモデル工事費は360,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は144,000円/箇所となります。
開戸の面積1.0㎡以上1.8㎡未満(小)の1箇所あたりのモデル工事費は320,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は128,000円/箇所となります。
引戸の面積3.0㎡以上(大)1箇所あたりのモデル工事費は360,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は144,000円/箇所となります。
引戸の面積1.0㎡以上3.0㎡未満(小)の1箇所あたりのモデル工事費は320,000円ですが住宅エコリフォーム推進事業の補助率40%で算出した補助金額は128,000円/箇所となります。
*窓リフォームの場合最大補助額は99,200円/箇所、ドアリフォームの場合は最大補助額は144,000円/箇所となっています。
*その他の「住宅エコリフォーム推進事業」の補助金モデル工事費等はこちらを参照
住宅エコリフォーム推進事業・補助申請や対象期間について
では、「住宅エコリフォーム推進事業」の補助対象期間や申請について説明していきます。
住宅エコリフォーム推進事業の補助金の申請は、施工事業者が行います。
住宅購入者や工事発注者では申請ができないため注意してください。
事業者の登録期間は、令和5年4月28日~12月15日までとなります。
住宅エコリフォーム推進事業では、補助金の電子申請システム「jGrants(Jグランツ)」というシステムに登録する必要があります。
また、併せて事業者登録の前に「gBizID(GビズID)」というサービスのアカウントを取得しておく必要があります。
交付申請の受付期間
住宅エコリフォーム推進事業の交付申請受付期間は、令和5年5月26日~令和6年1月19日までとなっています。
完了実績期間報告の受付期間
住宅エコリフォーム推進事業の完了実績期間報告の受付期間は、令和5年6月23日~令和6年2月29日までとなっています。
なお、申請状況に応じて、短縮や延長する場合もあるため最新の情報は住宅エコリフォーム推進事業支援室で確認してみてください。
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