内窓を和室に設けるメリットと気を付けたい注意点とは

家に内窓を設けたいという方は多くいらっしゃいますが、その中で和室にも内窓は設けられるのかや取り入れてみたいと気になる方もいらっしゃるかと思います。

内窓には和室にも合うデザインのガラスもあり、洋室以外の和室にも内窓は取り入れやすく相性が良いといえます。

この記事では、内窓を和室に設けるメリットや設ける際に気を付けたい注意点を詳しくご紹介していきます。

家に内窓を設けるかどうかお悩みの方や和室におしゃれな内窓を設けたいとお考えの方などはぜひ、この記事を参考にしてみてください。

 

目次

 

内窓を和室に設けるメリット

はじめに、内窓を和室に設けるとどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。

 

部屋がおしゃれになる

内窓を和室に設けるメリットのひとつに、和室がおしゃれになるという点が挙げられます。

和室にも合う障子のようなガラスデザインもあるため、和室の雰囲気をそのままにデザイン性のあるおしゃれな和室にできます。

内窓は機能性にも優れているため、和室に合う内窓を設置することでよりおしゃれで快適な和室が叶います。

 

障子の張り替えの手間がない

和室の内窓に障子デザインのガラスを設けることで、通常であれば張り替えが必要である障子の張り替えをする手間が無くなります。

見た目も実際の障子とあまり変わらないため、和室の雰囲気を壊さず手間のかかる障子の張り替えが無くなるのは大きなメリットといえるでしょう。

 

寒さ対策ができる

和室を内窓にすると家の外から入り込んでくる空気を防ぐことにつながり、隙間風対策になります。また、暖房などの温かい空気を外に逃がさずにすむためエアコン効果を高めて部屋全体の寒さを防げることもメリットのひとつでしょう。

 

柔らかい光を取り込める

和室に障子のようなデザインガラスを採用することで、和室に直接日光を取り入れるのではなく障子のデザインガラスを通して柔らかい光を入れることができます。

障子デザインの内窓を取り付けると、和室の落ち着いた雰囲気に合う柔らかい自然の光を入れられるメリットもあります。

 

結露が防げる

内窓を取り付けると、窓から隙間風などが入り込んで窓近辺が寒くなるということが無くなります。

窓付近が寒くなると空気中の水蒸気が冷やされて水になり結露となってしまいます。

結露が発生してしまうとカビの発生にもつながってしまうため、自然素材を多く使用している和室では結露とカビの発生を防ぐことができる内窓は相性が良いといえるでしょう。

 

防音対策になる

和室は趣味を楽しんだり、休憩したり子供を遊ばせたりとさまざまな用途で使うことができます。

たとえば、お子さんを遊ばせる場合には外に騒音が漏れてしまう可能性が考えられます。しかし、内窓を取り付けることで家の中の生活音や外の騒音を聞こえにくくし防音対策ができるのも内窓のメリットのひとつです。

 

 

内窓を和室に設ける際に気を付けたい注意点

つぎに、内窓を和室に設ける際に気を付けておきたい注意点についていくつかお伝えしていきます。

 

目的に合った窓ガラスを選ぶ

内窓を和室に設ける際に気を付けておきたい注意点として、目的に合った窓ガラスを選ぶようにすると良いでしょう。

断熱性の高いガラスや割れにくい防犯性のあるガラス、デザイン性のあるガラスなど家の和室にどのような機能があるガラスを選ぶのかを事前に決めておくと施工会社とのやり取りの際にもスムーズに伝えることができます。

 

開け閉めの手間を考える

和室に内窓を設けると今ある窓にもう一枚窓が増えるため、開け閉めする際に二度の手間がかかってしまうという注意点があります。

よく開け閉めする窓であると手間が増えたと感じてしまいますが、頻繁に開け閉めすることない窓であれば手間と感じることがないでしょう。設ける際に窓の使用頻度や開け閉めの手間を考えておくのも大事でしょう。

 

和室に馴染むデザインを選ぶ

和室に内窓を設ける際には、デザインや色などが和室に合っているかどうかというのも気を付けておきたいことのひとつです。

設置した後に内窓のデザインや色が不自然に感じてしまわないように予め、和室全体の雰囲気や家具などに合う内窓かどうかを確認しておくと良いでしょう。

 

衝撃や怪我に気を付ける

和室に合う内窓である障子のようなデザインの内窓は、障子と同じようなデザインであるため本物の通常の紙でできた障子と見た目があまり変わりません。

しかし、見た目は同じように見えても内窓はガラスでできているため物をぶつけてしまったり衝撃を加えてしまったりするとガラスが割れてしまう可能性があります。

そのため、内窓を設ける際にはガラスであることを意識して注意しておくことが重要です。

 

 

まとめ

和室に内窓を設けることで、寒さや防音対策や断熱性を高められるだけでなく障子のデザインガラスなどを選ぶことで、元々の和室の雰囲気を損なわずおしゃれな和室が実現することができます。

障子の張り替えが不要となる点は和室に内窓を設ける大きな魅力といえるのではないでしょうか。

また、内窓を設けた際にはあまり開け閉めしない窓であっても定期的に窓を開けて換気をするということも大事なことです。

ぜひ、家の和室に内窓を設けておしゃれで快適な和室を実現してみてください。

 

 

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著者情報
株式会社ブルーマテリアル専務取締役 日比野晴彦
日比野晴彦
株式会社ブルーマテリアル 専務取締役
 
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