玄関ドアの網戸を後付けする費用相場と注意点|鍵付きはあるのか
玄関ドアに網戸が付いていれば、虫などを気にせずに扉を開けておけて便利ですよね。
しかし、玄関ドアは網戸が付いていない仕様も多いため、後付けを検討される方もいるでしょう。
そこで今回は、名古屋・岐阜を中心に玄関ドアのリフォームを行っている「玄関マスター」が、玄関ドアの網戸を後付けする費用相場と注意点を紹介します。
後付け網戸のデメリットである防犯性を高める方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
網戸付き玄関ドアの魅力
玄関ドアに網戸がある場合のメリットを確認しておきましょう。
換気ができる
玄関ドアに網戸が付いていれば、気兼ねなく開けておくことができるため、玄関内を換気しやすくなります。
湿気やニオイがこもりがちな玄関でも、大きな開口が取れる玄関ドアなら効率的に空気を入れ替えることが可能です。
網戸付きの玄関ドアと一緒に窓も開けておくことで、空気の流れができて換気効率を高めることができます。
虫の侵入を防ぐことができる
網戸があれば、玄関ドアを開けっぱなしでも虫の侵入を防ぐことができます。
他にも枯れ葉などが風に飛ばされて入ってくる心配もありません。
風・日差しを取り入れられる
窓が無い玄関でも、玄関ドアに網戸が付いていれば風や日差しを取り入れることができます。
他の空間の窓を開けておけば、風が通り抜けて暑さ対策にもなるでしょう。
また、日差しを取り入れることができれば、ジメジメした暗い雰囲気の玄関が明るくなります。
玄関ドアに網戸を後付けするメリット・デメリットと費用相場
後付けの網戸は、玄関ドア全体の広さの網戸を取り付け可能なので、より明るく風通しの良い空間をつくれる点がメリットです。
玄関に窓がなくても、十分の採風・採光を確保することができます。
ただし、玄関ドアの鍵・扉を開けないと網戸にできないため、防犯面で不安が残る点はデメリットです。
対策として、網戸付きの玄関ドアに交換する方法がありますので、後ほど解説します。
網戸のグレードや仕様にもよりますが、網戸の後付けは専門業者に依頼すると3~10万円程度が費用相場です。
特殊な玄関ドアのサイズの場合、網戸がオーダーメイドになり割高になるため注意しましょう。
玄関ドアに後付けできる網戸の種類
玄関ドアに後付けできる網戸は、開閉方法などが異なる3種類に分かれます。
それぞれの特徴を確認しましょう。
アコーディオンタイプ
網戸がアコーディオンのようにじゃばらになっていて、横にスライドさせることで開閉できるタイプです。
片開き・両開きなどのタイプがあり、様々な間口の玄関ドアに対応しやすいという特徴があります。
ロールタイプ
枠の片側に、ロールスクリーンのようにくるくると巻き取って収納できるタイプの網戸です。
網戸にしたときにアコーディオンタイプのような凹凸がないため、お手入れもしやすく、すっきりとした印象を与えることができます。
中折れタイプ
網戸の中央が折れることで開閉できる、中折れタイプの網戸です。
フレームがしっかりしているため、他のタイプと比べて風当たりに比較的強いという特徴があります。
網戸を玄関ドアに後付けする注意点
玄関ドアに網戸を後付けする際に、覚えておきたい注意点もチェックしておきましょう。
①取り付け可能なドアなのかチェックする
既製品の玄関ドアには網戸が取り付けられるケースが多いですが、特注サイズやオーダーメイド品には施工できないこともあります。
事前に専門業者に寸法などを確認してもらい、玄関ドアに合ったサイズ・仕様の網戸を選ぶことが大切です。
②段差ができたり間口が狭まったりしないか確認する
後付けの網戸には、設備メーカーが扱っているものから市販の商品まで、様々なバリエーションがあります。
安価でDIYできる物も多くありますが、中には玄関ドアに段差ができてしまって、つまづきやすくなるケースも。
網戸の収納部が大きいタイプは、玄関ドアの間口が狭まって出入りがしにくくなったり、見栄えが悪くなったりすることもあります。
玄関ドアリフォームを扱っている専門業者に相談し、安全性や使い勝手を考えた商品を提案してもらう方法が確実でしょう。
③目的に合わせた網戸を選ぶ
網戸には様々な機能性がありますので、目的に合ったものを選びましょう。
- ブラックネット・クリアネット:眺望が良くなる、網戸が目立たない
- グレーネット:衝突を避けたい、外から少しでも見えにくくしたい
- 網目が細かいネット:より虫の侵入を防ぎたい
メーカーや商品によって、後付けに対応している網戸の種類は異なりますので、事前に確認してみてくださいね。
④お手入れのしやすさを考慮する
外気に触れる網戸は砂ぼこりや汚れが付着しやすいため、お手入れのしやすさを考慮することが大切です。
網戸を簡単に取り外せて丸洗いできたり、使わない時期は取り外して別の場所に収納しておけたりするタイプもありますので、チェックしてみてくださいね。
玄関ドアメーカーの後付け網戸を紹介【YKK・LIXIL】
引用画像:画像提供サービス|一本引き(網戸使用時)|LIXIL
YKKやLIXILなどの大手玄関ドアメーカーが取り扱っている、後付け網戸を紹介します。
YKKの後付け網戸
YKKの後付け網戸は、種類のバリエーションが豊富です。
- 横引きロール網戸 フラットタイプXMD
- 横引き収納網戸(アコーディオンタイプ) フラットタイプXMA
- 中折網戸 NHM型[ドア用・玄関引戸用]
ロール網戸と収納網戸は、下レールの高さを3mmに押さえたバリアフリー仕様です。
網戸はブラックネットとグレーネットがあり、枠は全8色展開なので豊富なラインナップの中から選択できます。
中折網戸には一般タイプと格子タイプがあり、外からの見え方や耐久性に合わせて選ぶことが可能です。
また、スライド式ロックツマミを上下することにより施解錠できる、簡易的な鍵もついています。
LIXILの後付け網戸
LIXILの後付け網戸は、アコーディオンタイプの1種類です。
片開き・両開きの網戸の他に、親子ドアに合わせてつくられた、サイズ違いの網戸が組み合わさった形状もあります。
レールや形状が工夫されていて衝撃や強風にも強い点が特徴で、下レールの段差は5mmに抑えられた安全性に配慮した仕様です。
防犯性を高めるなら「鍵付き網戸」より「玄関ドアの交換」を
【施工事例】愛知県瀬戸市 ドアリモD30 AC100Vスマートコントロールキー + 通風タイプ施工!!
施錠ができる後付け網戸もありますが、鍵が簡易的なタイプなので簡単に壊せるため、高い防犯性は期待できません。
後付け網戸の防犯性が気になるなら、玄関ドアを丸ごと交換して網戸付きの玄関ドアにする方法をおすすめします。
扉本体に窓・網戸が組み込まれている「通風機能付き」の玄関ドアなら、錠を閉めたまま網戸の状態にすることが可能です。
玄関ドアが閉まっていれば、不審者の侵入などを防ぐことができ、防犯性が高まります。
また、玄関ドア全体を交換は次のようなメリットもあります。
- 鍵の構造の複雑化による防犯性強化
- 断熱材充填・ペアガラスで高い断熱性を確保
- スマートキーの採用で利便性も向上
- デザイン性が向上しおしゃれな玄関に
- 段差がほとんどない仕様でバリアフリー化
網戸の後付けと比べて費用はかかりますが、築年数が経った住まいなら玄関ドアごと交換した方がメリットが大きいケースも少なくありません。
後々玄関ドアを取り替える場合は、後付け網戸も取り外して交換しなければならなりませんからね。
網戸を後付けしたいなら、お住まいの玄関ドアの状態もチェックして、丸ごと交換リフォームも検討してみましょう。
玄関ドアの交換の費用はこちらからチェックできます。
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まとめ
玄関ドアに網戸があると、換気・採風・採光など様々なメリットがあります。
しかし、後付けの網戸についている鍵は簡易的なタイプが多く、防犯面に不安が残る点がデメリットです。
お住まいの玄関ドアの状態によっては、通風機能付きの玄関ドアに丸ごと交換する方がメリットが大きいケースも。
玄関ドアリフォームの実績が多い会社に相談し、ベストな方法を選択してくださいね。
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