玄関ドアの掃除方法まとめ|素材別のコツとリフォームの目安も解説

玄関ドアの掃除方法まとめ|素材別のコツとリフォームの目安も解説

玄関ドアは家の第一印象を決める重要なポイントです。

しかし日々の雨風やホコリで、見えないうちに汚れが蓄積していきます。

そこでこの記事では、名古屋・岐阜を中心に展開する玄関ドア専門店『玄関マスター』が、ドアの素材ごとの掃除方法と共通のメンテナンス箇所を解説します。

掃除では対処できない症状が現れたときのリフォームの目安も紹介しますので、見た目だけでなく、機能面でも安心できる玄関作りを実現させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

玄関ドアが汚れやすい理由とは

玄関ドアが汚れやすい理由とは

玄関ドアは屋外と屋内の境界に位置し、汚れがつきやすい場所です。

人の出入りや天候の影響を受けやすく、汚れがすぐに目立ってしまいます。

まずは、玄関ドアが汚れる主な原因を3つのポイントに分けて解説します。

 

人の出入りで土やホコリが溜まりやすい

玄関は日常的に人が出入りするため、靴についた土やホコリがドア周辺に溜まりやすくなります。

特に、ドアの下部や取っ手付近は汚れが集中しやすいポイントです。

日々の通行による汚れは避けにくいため、汚れをためない習慣を心がける必要があります。

雨や湿気による汚れ・シミ・腐食

雨や湿気が多い時期は、玄関ドアに水分が残りやすく、シミやサビの原因になります。

たとえば、金属製のドアは、雨水によって腐食が進む場合があります。

そのため、雨の日のあとにはすぐ乾拭きするのが効果的です。

水気に気づいた時点で早めに拭き取ることで、ドアを長持ちさせることができます。

潮風や直射日光による劣化(地域によっては要注意)

海に近い地域では、潮風に含まれる塩分が玄関ドアに付着しやすくなります。

放置すると、金属部分のサビや樹脂素材の劣化を招く原因になります。

このような現象を塩害と言い、海からの距離が500〜7,000mのエリアに家がある場合は注意しましょう。

参考:国土交通省|官庁施設の基本的性能基準

また、強い直射日光は色あせやひび割れの原因にもなります。

そのため、立地に応じた定期的なメンテナンスが、ドアの寿命を延ばすポイントです。

 

玄関ドアが色褪せる原因や劣化を防ぐためのポイントは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

関連記事:玄関ドアが色褪せる原因とは|劣化を防ぐための対策と補修方法を徹底解説

 

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ドアの素材別|正しい掃除方法

ドアの素材別|正しい掃除方法

玄関ドアは素材によって汚れやすさや手入れの方法が異なります。

誤った掃除をすると、表面に傷がついたり劣化が進んだりする恐れがあるためです。

本章では、「樹脂製・金属製・木製」それぞれに適した掃除方法を解説します。

樹脂製ドアは「濡れ拭き+中性洗剤」でやさしく

樹脂製ドアは表面が傷つきやすいため、やさしく掃除することが基本です。

まずは、水で濡らした柔らかい布で全体を拭きます。

汚れが落ちにくい場合は、薄めた中性洗剤を使いましょう。

ゴシゴシ擦ると細かい傷がつくため、力加減には注意が必要です。

洗剤を使った後は水拭きで仕上げることで、ベタつきを防げます。

※中性洗剤を使用する際は、必ずドアの説明書を確認し、目立たないところで試してから掃除してください。

金属製ドアは「水拭き+乾拭き+防サビ」でケア

金属製の玄関ドアは耐久性がありますが、サビには注意が必要です。

掃除はまず、水で濡らした布で表面の汚れを丁寧に拭き取ります。

その後、乾いた布でしっかりと水分を拭き取ることが重要です。

特に雨や湿気が多い季節は、ドアの隅や取っ手まわりまでしっかり乾燥させるのがポイントです。

また、定期的に防サビスプレーを使用すると、サビの発生を防ぎ長持ちします。

※防サビスプレーを使用する際は、必ずドアの説明書を確認し、目立たないところで試してから使用してください。

木製ドアは「乾拭き+専用ワックス」で艶出し

木製ドアは水を吸ってしまう特性があるため、基本は乾拭きです。

柔らかい布で優しくホコリを取り除いた後、木製家具用のワックスやオイルで表面を整えましょう。

これにより、ツヤを保ちながら木の風合いを守ることができます。

水拭きは避けるのが鉄則で、湿気によって反りやカビの原因になることがあります。

日頃の丁寧な手入れが、木製ドアの美しさを長く保つポイントです。

どの素材にも共通する掃除ポイント

どの素材にも共通する掃除ポイント

玄関ドアは素材ごとに適した掃除方法がありますが、共通してチェックすべき箇所も存在します。

見落としやすいポイントを押さえることで、より丁寧で効果的な掃除が可能になります。

ここでは、玄関ドアの掃除で共通する部分を解説しますので、事前にチェックしてください。

ドア枠・レールの砂やゴミはこまめに除去

ドア枠やレールには砂やホコリが溜まりやすく、放置すると開閉が重くなる原因になります。

掃除の際は、細いブラシや掃除機のノズルを使って、隅々の汚れまで丁寧に取り除きましょう。

特に風の強い日や来客が多い時期は、週1回程度の軽い掃除がおすすめです。

こまめな手入れが、ドアの劣化や異音の予防につながります。

鍵穴の掃除はエアダスターや専用潤滑剤で

鍵が回りにくくなった場合、鍵穴の内部にホコリが詰まっている可能性があります。

可能であれば、エアダスターで軽く吹き飛ばし、次に専用の潤滑スプレーで滑りを良くします。

スプレーは「鍵穴専用」と明記された製品を選ぶと安心です。

一般的な潤滑剤は内部で固まりやすく、故障の原因になることがあるため使用は避けるように注意してください。

見落としがちな細かい部分も忘れずにチェック

ドアノブの裏側や蝶番まわり、ゴムパッキンなどは、掃除を忘れやすい箇所です。

しかし、手あかやホコリが溜まりやすく、見た目の清潔感にも影響します。

柔らかい布でやさしく拭くだけでも、印象が大きく変わります。

さらに、仕上げに除菌スプレーを使えば、衛生面でも安心です。

掃除頻度はどのくらいが理想か|季節ごとの注意点

掃除頻度はどのくらいが理想か|季節ごとの注意点

玄関ドアの汚れは、季節によって変化します。

適切な掃除頻度や、季節ごとに注意すべきポイントを把握しておくことで、効率よく清潔な状態を保つことが可能です。

月1回の簡単掃除でキレイを維持

玄関ドアは月に1回程度の掃除が理想的です。

日々の出入りでホコリや手あかが付きやすく、放置すると汚れが落ちにくくなります。

月1回、軽く拭くだけでも清潔感を保ちやすくなります。

定期的に掃除することで、大掃除の負担も軽減できるため、習慣化がおすすめです。

春の黄砂・夏の豪雨・冬の結露に要注意

季節によって、玄関ドアにつく汚れの種類は異なります。

春は黄砂や花粉、夏は泥はねや雨染み、冬は結露やカビに注意が必要です。

それぞれの特徴を理解し、掃除のタイミングや方法を調整することで、より効果的に対処できます。

特に天候の変化が激しい季節は、月1回以上のこまめな掃除がおすすめです。

名古屋・岐阜ならではの気候対策も意識して

名古屋や岐阜では、気候の変化が玄関ドアに与える影響は少なからずあります。

「黄砂・湿気・台風」などにより、汚れや劣化が進みやすくなるため、掃除とあわせて素材のケアも重要です。

また、ドア周辺の排水状態や風通しを見直すことで、汚れやカビの発生をより効果的に防げます。

掃除ではどうにもならない玄関ドアをリフォームするタイミング

掃除ではどうにもならない玄関ドアをリフォームするタイミング

いくら掃除をしても改善しない状態が続く場合、それは玄関ドアの劣化サインかもしれません。

見た目だけでなく、防犯性や快適性にも影響を及ぼす可能性があります。

次のような症状が見られる場合は、リフォームを検討するタイミングです。

開閉がスムーズにいかない・異音がする

玄関ドアの開閉に違和感がある場合、建て付けのズレや部品の劣化が原因と考えられます。

そのまま放置すると症状が悪化し、突然動かなくなる恐れもあります。

まずは蝶番やネジのゆるみを確認し、掃除で改善しない場合は専門業者への相談がおすすめです。

異音や引っかかりは、目に見えない不具合のサインであることが多く、早めの対応が重要です。

サビや変色、素材劣化がひどく目立つ

玄関ドアに広範囲のサビや変色が見られる場合、掃除や補修では対応が難しくなります。

劣化が進行するとドアの強度にも影響し、美観だけの問題では済まなくなります。

また、塗装の剥がれや表面のざらつきがある場合は、特に注意が必要です。

このような症状が現れたら、リフォームを検討するタイミングといえます。

冷気や音が気になる=断熱・防音性能の低下

冬場に玄関付近から冷気が入り込む、外の音が気になるといった変化があれば、断熱材やパッキンの劣化が進んでいる可能性があります。

この状態を放置すると、外気の侵入により冷暖房効率が下がり、光熱費の増加にもつながります。

掃除では改善が難しいため、断熱や防音性能の見直しを検討する良い機会です。

 

玄関ドアが寒い原因や対策については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので参考にしてください。

関連記事:玄関ドアの寒さ対策|今すぐできる簡単DIYからリフォーム方法まで徹底解説

 

築年数が15年以上ならリフォーム検討の時期

玄関ドアの耐用年数は、一般的に15〜20年程度とされています。

築10年を過ぎた頃から、開閉のしにくさや断熱性能の低下といった不調が徐々に現れることがあります。

見た目に異常がなくても、内部の部品が劣化しているケースもあるため、定期的な点検が重要です。

明確な不具合がなくても、快適性や防犯性を重視して交換を検討するケースが増えています。

最新のドアは防犯・省エネ・デザインも優秀

現在の玄関ドアは、過去と比べて防犯性や断熱性など機能面が大きく向上しています。

ピッキング対策、防音性能、スマートキー対応など、多彩な機能を備えた製品も増えているのが現状です。

そのため、古いドアを使い続けるよりも、リフォームによって快適性を高める方が結果的にコストパフォーマンスに優れます。

掃除では解決できない不満も、最新のドアなら一挙に解消できる可能性があります。

 

こちらの記事では、玄関ドアの交換を依頼する際のポイントを、比較検討できるよう詳しく解説しています。

関連記事:玄関ドア交換をどこに頼むか迷ったら|依頼先4つのメリット・デメリットを徹底比較

 

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主な施工エリアは名古屋・岐阜を中心に展開しております。

玄関ドア・内窓でお悩みの方は、ぜひ一度「玄関マスター」にご相談ください。

防犯性能だけでなく、デザイン性や機能性なども考慮した総合的なアドバイスをさせていただきます。

 

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著者情報
株式会社ブルーマテリアル専務取締役 日比野晴彦
日比野晴彦
株式会社ブルーマテリアル 専務取締役
 
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