玄関を明るくするには|暗くなる原因や明るく見せる工夫とリフォームまで紹介

「うちの玄関、なんだか暗いな…」そう感じていませんか?
暗い玄関は見た目の印象を悪くするだけでなく、空き巣被害や思わぬケガにつながるなど、防犯・安全面に不安が残ります。
そこで、この記事では、名古屋・岐阜を中心に展開する玄関ドア専門店『玄関マスター』が、暗い玄関がもたらすデメリットと、考えられる原因をわかりやすく解説します。
快適な玄関へのヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。
目次
玄関が暗いとどうなる|考えられる理由とその原因

玄関が暗いと、見た目の印象が悪くなるだけでなく、家全体の雰囲気まで暗く見えてしまうことがあります。
さらに、防犯面の不安や足元の見えにくさ、気分の沈みやすさなど、日常生活への影響も否定できません。
ここでは、玄関が暗くなる主な原因と、そこから考えられる問題点についてわかりやすく解説します。
光が入らないため第一印象が悪く見えてしまう
自然光が入りにくい玄関は、どうしても暗くなってしまい、印象もどんよりとしたものになりがちです。
たとえ室内が明るくきれいでも、最初に受ける印象が悪いと、家全体のイメージまで下がってしまうかも知れません。
また、玄関は毎日使う場所でもあるため、家族にとって暗さがストレスに感じられるケースも考えられます。
鍵穴が見えにくくて手間取ったり、帰宅してもどこか気分が沈んだりと、家に歓迎されていないような小さな不快感が積み重なってしまいます。
足元が見えづらく安全性に不安がある
玄関が暗いと、足元が見えにくくなり、思わぬケガにつながるリスクが高まります。
段差や敷かれたマットに気づかずつまずいたり、ほどけた靴ひもによる転倒などもその一例です。
また、靴をきちんと履かずに外へ出て、明るい場所で履き直そうとしてバランスを崩すといった、日常のふとした行動が危険を招くこともあります。
とくに小さなお子さまや、高齢のご家族がいる家庭では、わずかな見えづらさが事故につながる可能性もあるため注意が必要です。
気分が沈みやすく風水でも運気が下がると言われている
玄関が暗いと朝のスタートがなんとなく重く感じてしまい、気分が沈みやすく、気持ちの切り替えもうまくいきません。
また、風水の考えでは、玄関は「良い運気を取り入れる入り口」と言われているように、暗く湿った空間には悪い気がたまりやすく、縁起が悪いとも言われています。
昔から家づくりに取り入れられてきた風水は、縁起を担ぐような感覚で暮らしに根づいてきました。
信じる・信じないに関わらず、玄関が暗いと気持ちまで沈みやすくなるのは、多くの人が無意識に感じていることかもしれません。
照明や内装の色が暗さを強調している
玄関の暗さは、照明や内装の色によって、かえって強調してしまうケースも少なくありません。
昔ながらの電球のようなオレンジがかった照明は、温かみのある空間を演出できる反面、光の広がりが弱いため、空間全体が暗くなりがちです。
また、壁や床の色が暗い色で統一されていると、光が反射しにくく、玄関全体の印象がさらに暗くなります。
玄関が目立たないため空き巣に狙われやすい
玄関が暗くて目立たないと、不審者に「侵入しやすい家」と判断され、空き巣に狙われやすくなります。
たとえ在宅していたとしても、玄関が暗いだけで留守のように見えてしまうこともあり、犯罪の標的になりかねません。
しかも、人通りが少なく死角が多い場所なら、なおさら警戒が必要です。
玄関ドアの防犯対策や、DIYで可能な防犯設備について、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
関連記事:玄関ドアの防犯対策はここが重要|鍵の種類から補助錠・DIY可能な防犯設備まで徹底解説
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玄関が明るくなると得られるメリット

玄関が明るくなると、来客に与える印象が良くなるのはもちろん、住んでいる家族にとっても気分が前向きになるなど多くのメリットがあります。
さらに、防犯性の向上や、家全体の雰囲気にも良い影響を与えるのも、明るい玄関の特徴です。
ここでは、明るい玄関によって得られるさまざまなメリットについて、わかりやすく解説していきます。
家の第一印象がぐっと良くなる
玄関が明るくなると、家の第一印象がぐっと良くなり、家全体の魅力も向上します。
明るい玄関は、その場の雰囲気がそのまま「この家のイメージ」として記憶に残りやすいため、好印象につながる点も大きなメリットです。
また、自然光や照明の効果で表情も明るく見えやすくなり、来客者にも親しみやすさを感じてもらえるようになります。
気分が明るくなり家全体の雰囲気も良くなる
明るい玄関は、家族の笑顔も増え、家全体の印象に良い影響をもたらします。
気持ちよく一日をスタートできたり、疲れて帰宅した際にも温かく迎えられている安心感を得られるのは大きなメリットです。
このように、家族みんなが心地よさを感じる明るい玄関は、自然と良いエネルギーが集まり、風水的な視点でも特別な空間へと変わります。
防犯性が高まり安心感もアップ
防犯性が高まり、日々の暮らしに安心感が生まれる点も、明るい玄関の大きなメリットです。
人の気配を感じさせる明るい玄関は、不審者の侵入をためらわせる効果もあり、「見守られている空間」としての安心感が心に余裕をもたらします。
とくに狭い路地や袋小路など、周囲から見えにくい位置に玄関がある場合、照明による明るさが安全の支えとして重要な要素となります。
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玄関を明るく見せるインテリアの工夫

玄関が自然光を取り込みにくい間取りでも、インテリアの工夫次第で明るく見せることは可能です。
ここでは、鏡や小物、観葉植物などを取り入れて、手軽に玄関を明るく見せる工夫を紹介します。
雰囲気を整えるだけでなく、訪れる人にも好印象を与えるポイントを3つに分けて解説しますので、参考にしてください。
鏡を置いて光を反射させる
玄関に鏡を取り入れると、光が反射して空間全体が明るく広々と感じられるため、インテリアとしてもおすすめです。
たとえ自然光が入りにくい玄関でも、照明の光が鏡に反射すると、暗い印象を和らげてくれる効果が期待できます。
また、鏡は玄関ドアから入って正面ではなく、側面の壁などに設置にすると圧迫感を与えにくく自然な印象になります。
大きすぎる鏡はインパクトが強くなるため、空間に合わせたフレームやデザインを選び、全体のバランスを整えることが大切です。
明るい色の小物やラグで雰囲気を変える
玄関に明るい色の小物やラグを取り入れるだけでも、空間全体が明るい雰囲気に変わります。
白やベージュ、淡いグレーなどの明るいトーンは光を反射しやすく、暗くなりがちな玄関でも柔らかな明るさを感じやすくなります。
たとえば玄関マットやラグ、収納グッズやスリッパなど、視界に入りやすい小物に明るい色を使うのもおすすめです。
さらに、全体の色味を揃えると、統一感が出て空間がすっきり見えるため、来客にも好印象を与えやすくなります。
観葉植物でおしゃれに印象アップ
観葉植物は、玄関に自然な彩りとやさしい雰囲気が加わるため、取り入れたいインテリアのひとつです。
観葉植物のグリーンは光を受けると生き生きと見え、大きな鉢植えなら空間に広がりや奥行きを感じさせてくれます。
また、棚やシューズボックスの上に小さな観葉植物を複数並べるのもおすすめです。
植物には空気を浄化する働きがあるとされており、見た目だけでなくリラックス効果も期待できます。
インテリアのヒントとして、和モダンな玄関のアイデアをこちらの記事でも紹介しています。
関連記事:和モダンな玄関ドアの魅力や取り入れたいアイデアを解説
照明を活用して暗い玄関を明るくする方法

自然光が入りにくい玄関は、照明の工夫で暗さの改善が可能です。
また、今ある照明の種類や配置を見直すだけでも、空間の印象が大きく変わり、日常の使いやすさや安心感にもつながります。
ここでは、玄関の明るさを引き出すために効果的な照明の活用方法を3つ紹介します。
LED照明に替える
玄関を明るくする方法として、LED照明への交換も効果的です。
従来の蛍光灯や白熱電球を長年使用していると、明るさが十分でなかったり、光の性質によって影が濃くはっきりと出たりすることがあります。
明るい部分と暗い部分の差が大きいと、影の部分が際立ち、空間全体が実際よりも暗く感じられてしまうのです。
LED照明に交換すれば、隅々まで明るく照らせるようになり、さらに長寿命化や省エネといったメリットも得られます。
間接照明で空間全体を照らす
間接照明を使って空間全体をやわらかく照らすのも、暗い玄関を明るくする効果的な方法です。
たとえば、細長いLEDテープライト(貼り付け式の照明)を天井や足元に使ったり、スポットライト付きのフロアランプや小型のテーブルライトを置いたりするだけでも、玄関の雰囲気に温かみが生まれます。
とくに、下駄箱の下や床とのすき間にテープライトを取り付けると、光が床に広がり高級感が増し、手軽におしゃれな玄関を実現できます。
センサーライトで足元を照らす
人の動きに反応して自動で点灯するセンサーライトは、玄関に明るさと安心感をプラスするおすすめアイテムです。
足元に優しく光が灯ることで、段差や靴の位置が見えやすくなり、つまずきや転倒の防止にもつながります。
センサーライトは、電池式やUSB充電式のタイプがあり、家電量販店やホームセンターでも気軽に購入できるのも魅力です。
さらに、工事不要で取り付けられるので、コストを抑えながら玄関の暗さを解消できます。
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賃貸でもOK|リフォーム不要なDIY対策

暗い玄関は、DIYの工夫次第で明るさは大きく変えられます。
貼ってはがせる壁紙や床材など、原状回復が可能なアイテムを使えば、手軽に印象を変えることが可能です。
ここでは、賃貸住宅はもちろん、持ち家でも取り入れやすいDIYを利用した3つの明るさ対策を紹介します。
はがせる壁紙で明るい印象に変える
玄関の壁に貼るだけで印象を変えられる「はがせる壁紙」は、手軽に取り入れやすいDIYアイテムのひとつです。
白やパステルカラーなど明るい色を選ぶと、光を反射して空間全体の印象がやわらかく明るく見えるようになります。
はがせる壁紙は、あらかじめカットされたタイプや、貼ってはががせるシール式など、初心者でも扱いやすい商品が多いのもおすすめポイントです。
さらに、デザインのバリエーションも豊富で、インテリアショップやホームセンター、通販サイトなどでも手軽に購入できます。
明るい色のクッションフロアでたたきの色を変える
玄関で靴を脱ぎ履きする土間スペースを指す「たたき」部分は、色や素材によって、玄関全体の印象が大きく変わります。
手軽なDIYとして、ビニール素材でできた薄いシート状の床材「クッションフロア」がおすすめです。
たたきの色が暗いと、玄関全体が重い印象になりますが、明るい色や木目調のクッションフロアを活用するだけで、好みのデザインに変えられます。
さらに、クッションフロアは「置くだけ」「貼るだけ」で使える手軽なタイプもあるので、初心者や賃貸住宅でも安心です。
腰壁でおしゃれに演出する
腰壁とは、床から腰の高さあたりまでの壁に、別の素材や色を取り入れてアクセントをつけるデザインの工夫です。
貼ってはがせる腰壁専用シートや、専用の板材も市販されているため、DIY初心者でも取り入れやすくなっています。
木目調やホワイト系など、玄関の雰囲気に合わせて素材を選ぶと、上品で落ち着いた印象に仕上がります。
さらに、明るい色の腰壁を使えば、玄関全体が明るく見えるので、壁全体を変えなくても自分好みのおしゃれな玄関の演出が可能です。
玄関ドアの色あせの原因やDIY方法について、こちらの記事でも紹介しています。
関連記事:玄関ドアが色褪せる原因とは|劣化を防ぐための対策と補修方法を徹底解説
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どうしても明るくならない場合はドアリフォームも選択肢に

インテリアや照明、DIYで工夫を凝らしても玄関の暗さが解消できない場合は、玄関ドアそのものを見直すことで状況が改善されるケースもあります。
たとえば、光を通すスリット入りの玄関ドアや、採光窓のあるタイプに取り替えるだけでも、自然光を効率よく取り込めるようになり、玄関全体の印象を変えることも可能です。
高性能な玄関ドアは、断熱性や防犯性に優れており、明るさと同時に快適性も得られます。
暗さがどうしても気になる場合は、玄関ドア専門の業者に相談してみるのもひとつの選択肢です。
玄関ドアの交換方法や、業者選びのポイントについて、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
関連記事:玄関ドア交換をどこに頼むか迷ったら|依頼先4つのメリット・デメリットを徹底比較
玄関ドア・窓のことなら「玄関マスター」へ!

玄関ドア・窓のことなら、「玄関マスター」におまかせください。
玄関マスターは株式会社ブルーマテリアルの中の玄関ドアや窓のリフォームなどを行う玄関ドア専門の会社です。
主な施工エリアは名古屋・岐阜を中心に展開しております。
玄関ドア・内窓でお悩みの方は、ぜひ一度「玄関マスター」にご相談ください。
防犯性能だけでなく、デザイン性や機能性なども考慮した総合的なアドバイスをさせていただきます。
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