玄関ドアがうるさい原因とは|開け閉めの音を防止する対処法を徹底解説
玄関ドアの「バタン」「キーキー」「ガチャン」という音が、うるさいと悩まされている方は多いのではないでしょうか。
こうした大きな音は、自分にとっても不快であるのはもちろん、近隣にも迷惑をかけてしまう可能性があります。
この記事では、名古屋・岐阜を中心に展開する玄関ドア専門店『玄関マスター』が、玄関ドアがうるさい原因と静かにするための具体的な対策を徹底解説します。
自分でできる対処法から交換リフォームの判断基準まで、わかりやすく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
玄関ドアがうるさいと感じる代表的な3つの理由

玄関ドアがうるさいと感じる原因は、発生する音の種類によってある程度特定できます。
本章では、よく見られる3つの騒音タイプに注目し、それぞれの特徴と考えられる原因を解説します。
勢いよく閉まって「バタン」と響く
1つ目は、ドアが「バタン」と大きな音を立てて閉まるケースです。
これは、玄関ドアの開閉スピードが速すぎるために起きやすくなります。
このような衝撃音は室内外に響きやすく、特に夜間は騒音として気になることもあります。
ドアクローザーの設置や調整を行うことで、音の軽減が期待できる可能性があるため、設定を確認する必要があります。
金属音のような「キーキー音」が鳴る
2つ目は、ドアの開閉時に「キーキー」という金属音がする場合です。
金属同士が擦れ合って音が発生してそのまま放置すると摩耗が進み、ドアが故障する原因になることもあります。
潤滑スプレーやグリスで注油すれば、すぐに音が静かになるケースも多く、簡単な対処法として有効です。
「ガチャン」と不快な音を立てて閉まる
3つ目は、玄関ドアが「ガチャン」と不快な音を立てて閉まる場合です。
ラッチ部分の不具合が疑われますが、経年劣化や位置のズレが原因となることもあります。
ラッチの調整や注油、必要に応じてクッション材の使用によって、衝撃音の軽減が期待できます。
ご相談・お見積りは無料!メールは24時間受付中です↓
玄関ドアがうるさい主な原因とは

玄関ドアの騒音は、複数の部品に不具合があることで発生するケースが一般的です。
ここでは、特にトラブルが起こりやすい8つのポイントに分けて、その原因を詳しく解説します。
ドアクローザーが付いていない・故障している
ドアクローザーは、ドアをゆっくりと閉めるための装置です。
これが付いていない、または故障していると、ドアが勢いよく閉まり「バタン」という大きな音が発生します。
特にマンションでは音が共鳴しやすく、近隣トラブルの原因になるケースもあるため注意が必要です。
新たに取り付けるか、故障している場合は修理を検討してください。
ドアクローザーの速度調整ネジが緩んでいる
ドアクローザーの速度調整ネジが緩むと、ドアの閉まるスピードが速くなり、衝撃音が発生することがあります。
ネジを締め直すだけで改善できるケースも多いため、作業自体も比較的簡単です。
まずは調整ネジの状態を確認し、適切な閉まり具合に調整してください。
ドアクローザーのアーム連結部のグリス切れ
ドアクローザーのアーム連結部にグリスが不足すると、金属音やギシギシとした異音が発生します。
そのまま使用を続けると、部品が摩耗し、故障の原因になることもあるので注意です。
定期的にグリスを補充することで、静かでスムーズな動作を維持できます。
蝶番の摩耗・グリス切れ・オイル切れ
蝶番が摩耗していたり、グリスやオイルが切れている場合、「キーキー」といった高音の異音が発生します。
長期間使用しているドアほどこの症状が出やすく、注油や部品の交換で改善が可能です。
そのため、異音に気付いたら、早めに点検・対処することをおすすめします。
蝶番や心棒の歪み・ゆるみ
ドアの開閉が重く感じる場合は、蝶番や心棒の歪み・ゆるみが原因かもしれません。
部品がずれていると金属同士が強くこすれ合い、異音の原因になります。
まずはネジを締め直し、それでも改善しない場合は部品の調整や交換を検討しましょう。
ドアや枠のクッション材・エアタイトゴムの劣化
ドアと枠の接触部分には、衝撃や音を吸収するクッション材やエアタイトゴムが使用されています。
これらが劣化すると、ドアが直接枠に当たるようになり、「バタン」という音が目立つようになります。
新しいゴム材に交換するなどの対策が必要です。
ラッチ(かんぬき)の劣化・変形
ラッチが摩耗や変形を起こすと、「ガチャン」という大きな音を立てて閉まるようになります。
これは、ラッチと受け部のかみ合わせが悪くなっているサインです。
注油や軽い調整で改善することもありますが、使用年数が長い場合は交換を検討するのがおすすめです。
枠の歪みやドアの下部にある金属パーツの膨張
建物の歪みや湿気の影響で、ドア枠や床の金属パーツが変形することがあります。
その結果、ドアとの接触部分がずれて異音やガタつきが発生します。
ドア本体だけでなく、周囲の構造も確認し、必要に応じて専門業者への相談を検討してください。
玄関ドアが色褪せる原因や劣化を防ぐためのポイントは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
関連記事:玄関ドアが色褪せる原因とは|劣化を防ぐための対策と補修方法を徹底解説
ご相談・お見積りは無料!メールは24時間受付中です↓
玄関ドアの「うるさい」を解消する具体的な対処法

異音の原因が判明したら、次は具体的な対処に進みましょう。
この章では、自分でできる簡単な対策から部品の交換、さらにはリフォームまで、段階的に解説します。
玄関ドアの掃除で汚れや異物を取り除く
ドアのすき間や可動部にゴミやホコリが溜まると、開閉時に異音が発生しやすくなります。
そのため、まずは丁寧に清掃することが重要です。
雑巾やブラシで目に見える汚れを取り除くだけでも、動きがスムーズになる場合があります。
音が気になるときは、掃除から始めるのが効果的です。
蝶番にオイルを差す・ネジを締める
「キーキー」という音は、蝶番の潤滑不足によって発生することが多いです。
潤滑油を吹きかけるだけで改善するケースも多く、手軽に対処できます。
また、ネジが緩んでいると異音やガタつきの原因になるため、あわせて締め直しておくと安心です。
再発しやすい箇所でもあるため、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
ラッチを調整・注油・必要なら交換する
「ガチャン」という音が気になる場合は、ラッチ部分に原因がある可能性があります。
金属同士が強くぶつかることで音が大きくなるため、受け部の調整や注油が有効です。
それでも改善しない場合は、ラッチ自体が劣化している可能性があるため、新品への交換を検討する時期です。
交換することで、静かでスムーズな開閉が可能になります。
ドアクローザーを調整・取り付け・交換する
ドアが勢いよく閉まる主な原因は、ドアクローザーの不具合や未設置にあります。
まずは調整ネジを使って、閉まる速度をゆっくりに設定してみてください。
それでも改善しない場合は、クローザーの交換を検討するべきです。
古いドアに後付けすることで、防音性や安全性の向上も期待できます。
すきまテープやクッション材を貼り付ける
ドアの接触部分にすきまテープやクッション材を貼ることで、衝撃音を軽減できます。
防音効果に加え、隙間風や虫の侵入防止にも有効です。
また、クッション性の高い素材を選ぶことで、より高い静音効果が得られます。
手軽に取り組めるDIY対策としても人気があります。
玄関ドア本体の交換も視野に入れる
あらゆる対策を試しても音が改善されない場合は、ドア本体の歪みや枠の劣化が原因かもしれません。
根本的な解決を目指すなら、玄関ドアそのものの交換を検討しましょう。
住宅用玄関ドアの耐用年数は15〜20年程度なので、それを超える築年数の家は、ドアごと交換する方法がおすすめです。
近年の玄関ドアは静音性に優れており、断熱性や防犯性能も向上しています。
快適な住環境を取り戻すための有力な選択肢です。
以下の記事では、玄関ドアの交換を依頼する際のポイントを、詳しく解説していますので参考にしてください。
関連記事:玄関ドア交換をどこに頼むか迷ったら|依頼先4つのメリット・デメリットを徹底比較
ご相談・お見積りは無料!メールは24時間受付中です↓
玄関ドア・窓のことなら「玄関マスター」へ!

玄関ドア・窓のことなら、「玄関マスター」におまかせください。
玄関マスターは株式会社ブルーマテリアルの中の玄関ドアや窓のリフォームなどを行う玄関ドア専門の会社です。
主な施工エリアは名古屋・岐阜を中心に展開しております。
玄関ドア・内窓でお悩みの方は、ぜひ一度「玄関マスター」にご相談ください。
防犯性能だけでなく、デザイン性や機能性なども考慮した総合的なアドバイスをさせていただきます。
ご相談・お見積りは無料!メールは24時間受付中です ↓



